夜間の子供の急患のうち、約7〜8割は軽症だそうです。「心配だから」とか「昼間は仕事で連れて行けないから」という理由で連れてくる保護者が大変増えています。
一方で、報道されているように小児科医師の数は減り続けています。そのため、重症な子供や入院している子供に、充分な治療を受けさせてあげることができなくなるかも、と危ぶまれています。
その対応策として、保護者が子供の病気に関する知識とその対応の仕方を深められれば、保護者も小児救急の現場もかなり助かるということで、この冊子が作られました。この半年で県内11カ所で小児科のドクターによる講演会も開かれ、約500名の参加者があったそうです。この冊子は、小児科の医療機関や市町村、福祉保健所でもらえます。
それ以外に、「高知市平日夜間小児急患センター」や「こうちこども救急ダイヤル」などがあります。「高知市平日夜間小児急患センター」(088−875−5719)では月曜〜金曜は午後8時〜午後11時まで、土曜日は午後8時〜日曜日午前8時まで診療しています。
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