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第339回●2009年5月24日(日)

 「公立大学法人 高知工科大学 出帆」

 23日(土)は、高知工科大学が私立大学から公立大学法人になった記念の式典がありました。元学長や退職なさった名誉教授の先生方をはじめ、500名の関係者が会場を埋めました。

 前学長の岡村甫先生が理事長にご就任なさり、新たな工科大の旅立ちに向けて決意を述べられました。「公立大学法人」の特長は、公立でありながらも法人格を持ち、民間的な経営手法を活用しながら自主・自律的な大学運営を図り、特色ある大学づくりができることです。
 この利点とこれまで私立大学として積み重ねてきた運営ノウハウを活かすことで、「世界一流の大学を目指します」という言葉には、わくわくしました。


 

 続いて、開学からこれまで10年余りの歩みが写真で紹介されました。
その後記念講演として、尾崎知事が「地域産業の振興と産官学連携」というテーマでお話しなさっていました。約1時間の講演の後、質問に立った3人は全員が女性。さすが高知ー、と感じました。

 面白かったのは、「公立大学法人 設立記念」のプレートです。講堂の壁に設置されたのは開学当時からのご寄付を寄せてくださった方々のお名前です。こうしたプレートには、普通はステンレスや真鍮を使うのですが…

 これは土佐和紙の上に、字が浮き上がって見えています。面白い効果ですよね。(透明のプレートの下に和紙があるのです。)工科大の社会システム工学科教授、重山陽一郎先生が考案・制作なさいました。

 重山先生が壇上で写真説明をなさりながら、ニコニコして「まだプレートには余白がありますので…」とおっしゃったので、会場は大いに沸きました。(笑)

 式典がすむと、キャンパスグリーンに場所を変えて祝賀会が催されました。あちこちで「お久しぶりです!」などと旧交を温める会話がはずみ、曇り空も明るくなるような雰囲気でした。

 ちなみに、この方が重山先生です。気さくな福山雅治、に見えなくもないです。(失礼。)重山先生とは高知市都市美審議会でご一緒させて頂いているので、こんなラフなところも撮影させて頂きました。

 こうして、新たな「公立大学法人 高知工科大学」の船出を祝いました。
皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。


<今週のおまけ>

 知人が、ワシントンの出張から帰国して こんな面白いチョコをくれました。
オバマ大統領の右に 「1兆ドル財政支援チョコ」と書いてあります。その下には
「KEEP THE CHANGE」とあります。
「変わり続けろ」というメッセージかって?いえいえ〜。


「KEEP THE」を加えると「釣りは取っておきたまえ」という、ユーモラスな意味に変わるのです。さすがアメリカ。日本ならさしずめ麻生首相の「定額給付金チョコ」ってなことになるんでしょうか?

でも、かたや1兆ドルなのに、こっちは1万2000円じゃあねえ…。(笑)

 

 

 
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