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第348回●2009年7月26日(日)

 「小京都・中村の癒しスポット〜一條鶴井公園」

 私はかれこれ20年前、中村市(現・四万十市)に1年間住んでいたのですが、先日癒しの穴場スポットを発見しました。今回は、そこをご案内しましょう。

 先日の出張で、新ロイヤルホテル四万十に泊まったのですが、ホテルのすぐ裏手にこじんまりとした公園があるのに気づきました。どうやら、最近できた公園のようです。
 雨上がりの朝に、足を運んでみました。

 ここの名前は、一條鶴井公園。平成16年にできたようです。

 その昔、この付近は西奥沢(現小姓町)から流れ出る疎水=「ツルイ」と呼ばれる水路が流れていたようです。現在、この場所はせせらぎ水路より清流四万十の水が流れる「水と緑」の調和した潤いのある公園に姿を変えました。
…と石碑には書かれていました。

 へえ、この公園には四万十川の水が流れているんだー、そういえば四万十川はここからすぐ近くだし…と考えながら、公園内に足を運びました。

 風情のある東屋(あずまや)があり、竹がそよいでいるのが「小京都・中村」にいかにもふさわしい光景を思わせます。流れているのが、四万十の水なんですね。
 よく見ると東屋の端は腰掛けて足を水に浸すことも可能です。夏の暑い日には、格好の涼がとれ、子供たちには人気でしょうね。
 どこかから、滝のような音がする…と思ったら、公園の奥から勢いよく水が流れてきていました。大きな石の間を水がほとばしり、涼を誘います。まるで、ちょっとした渓谷に来たような錯覚を起こします。
 でも、ふり返ればそこにはホテルの建物が見えてるんですが。何か、不思議な感覚です。

 この通りには県の合同庁舎があったり、隣には裁判所や検察庁があります。こんな町中にこういう緑と水が豊かな公園があるなんて、なんて贅沢なんでしょう。

 ここは広さは700平米。そんなに広くはありませんが、空間の使い方が上質だなと感じました。公園に清流四万十の水を流す…。最高の贅沢ですねぇ。

夏の暑い日に、子供たちを遊ばすには危険もなく、絶好の場所でしょう。こういう絵になる公園って高知県には少ないので、拾いものをした気分になったのでした。

みなさんもぜひ、中村にお越しの際には足を運んでみてくださいね。


一條鶴井公園
 
   四万十市中村山手通56-1

 

 
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