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第362回●2009年11月1日(日)

 「禍福はあざなえる縄の如し」 

 人生において、なぜか悪いことの続く時期というものがあります。この数日間、どうやらその「大当たり」になってしまったようで…。

  まず木曜日の夕方、 大学2年の次女が新型インフルエンザを発症してしまいました。いきなり、38度の高熱。夜には39度に上がりました。夫はワクチンを打っているので、診察して「検査結果は陰性だけど、ありゃインフルエンザや」と断定。
 次女は 昨日・今日行われた学園祭には当然、行けませんでした。可哀想に、学園祭のダンス発表のため、ずっと夜11時まで練習してきたのですが、それが裏目に出たようです。寝るのが遅くなり、免疫力の低下を招いたのでしょう。

 

  家には 緊張が走りました。もし長女にうつると、喘息とけいれん持ちなので、命取りになりかねないからです。しかも私は来週末、東京で交流分析の全国大会があり、発表することになっているのです。今発症するわけにはいきません!

 結局、次女は部屋に隔離され、療養。長女は被害者です。家族が発症したため、「本人・家族が発症すると1週間は休み」のデイケアの規定で、楽しみにしていた金曜日のすずめ福祉会全体の親睦会を、 欠席しなければなりませんでした。

 これだけでも大変なのに、なぜか冷蔵庫が水曜日に壊れてしまい、買い換えに。金曜日はデジカメが壊れ、土曜日はパソコンがどうしても立ち上がらなくなり…、次々とトラブルが。しかも、明日月曜日から自宅の真ん前で下水道の工事が始まるとのこと。どこへも出て行けないのに、騒音と振動が1週間は続くでしょう。思わず「嫌がらせか!?」と思うぐらい、立て続けにネガティブなことばかり起きました。

 金曜日の夕方には高知大学でキャリアセミナーの講義があったため、当日の朝、担当教授に「家族に発症者が出たのですが、どうしたらよいでしょう?」と指示を仰ぐことになりました。教授が急いで規定を調べてくださったのですが、最初と違い流行につれ規定が緩やかになっていて、濃厚接触はしていないし、登校してもいいですとのこと。仕事に穴を開けずにすんで、ホッとしました。

 講義は女性としての働き方など、私の体験をお話ししました。女子学生はともかく、男子学生に結婚、出産、育児はピンと来ないのではと思ったのですが、教授によると最近は男子学生の方がそういったことにも関心が高く、積極的とのこと。へえぇ〜。
 自由聴講なのですが、20人くらいが来てくれ、最後はビジネスマナーミニセミナーも行いました。その後の交流会で1時間ほど質疑応答し、まだもう少し質問があるということで、結局夜8時過ぎまで学生たちと話しました。やる気のある学生との交流は楽しいものです。

 パソコンはなんとか今は立ち直っていますが、動きが遅く、不安定でヒヤヒヤしています。パソコンのケア、データの移行など、今日は予定外の仕事が増えて、てんやわんやです。

 次女は3日間隔離状態ですが、幸いタミフルが効いて熱も下がり、退屈だとぼやくくらいになりました。金曜日にコンビニに行ったとき、たまたま次女の好きなリラックマという可愛い茶色のクマのキャラクターが目に入りました。考えてみると体調が戻れば、病気の時に欠けているのは楽しみです。ビジネスで「お客様を楽しませる」と言いますが、次女に何か楽しめる要素をプレゼントしようと思いつきました。で、そこにあったリラックマのグッズ、小さなぬいぐるみ・来年の手帳・卓上カレンダーを3つ買いました。

 次女にお昼を持って行くとき、お盆の上に食事と一緒に、寝間着を着て枕を持ったリラックマのぬいぐるみを置いておきました。ドアを開けてそれを見た次女は「わ〜、リラックマ〜!」と大喜び。そうして3日間、お昼に小さなおまけをつけておきました。毎回、次女の「わー、クマ!」と喜んだ声が聞こえ、こちらも楽しかったです。(笑)おまけはもう終しまいですが、明日からはマスク付きでリビングに出られそうです。

 昔から「禍福はあざなえる縄の如し」と言います。 悪いことばかりは続かないと信じ、これからの良いことを楽しみにしたいと思います。というわけで、来週の土日は東京出張ですので、コラムは1回お休みを頂きたいと思います。ごめんなさい。パソコンさえ順調なら、なんとかやりくりしたいのですが、こう不調では、本来の仕事にも差し障りが出るかもしれませんので。

 病院にも、大人の新型インフルエンザの患者さんが増えて来たそうです。お互いに気をつけて、乗り切りましょうね!

 

 
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