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今回は国道32号線を徳島方面に向かう途中にある「昭和」を紹介します。現在休校中の大豊町穴内小学校前に昭和の時代を築いてきた品物達をたくさん集めて展示している場所があります。それがこちらの「昭和
レトロ お宝屋敷・おおとよ」です。 |
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このお宝屋敷は、隣にある写真屋さんが管理なさっています。このお宝屋敷をご覧になりたい際は、まず写真屋さんに入って、声をかけて、それからお宝屋敷の鍵を開けてもらいます。(この屋敷は元は車庫として購入したそうですが、建物を取り壊すより、せっかくの建物の良さを活かすために、レトロな物を集め始めたということです。) |
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入り口の引き戸を開けて中に入れば、そこはもうすっぽりと昭和な雰囲気です。昭和を醸す物達が、所狭しと並べられています。
昭和52年生まれの私にすれば、懐かしいというよりは、ほとんどが実際には初めて見る物ばかりで、珍しさが先立ちます。(私が中学生の頃に、世は既に「平成」でした。) |
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部屋中、品物がたくさんありすぎて、どれから紹介すればいいのか・・・とりあえず、王道(?)の「畳の部屋のちゃぶ台」からご覧ください。
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次は、古いミシンに冷蔵庫。ポットなど。 |
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これはコント55号のポスターです。昔はこういうポスターはよくお風呂屋さんで見かけたそうです。残念ながら私はその頃を知りません。 |
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こちらは、カルピスの看板です。これも当時リアルタイムで知っているわけではないので、説明を受けて初めて「あぁ
そうなのかぁ〜」といった具合。
デザイン的には白と黒でとてもいいと思ったのですが、キャラクターが人種差別につながるということで、廃止になったそうです。
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そして、こちらは店内で唯一販売されている商品、オリジナルストラップです。
「カルピス」「ペコちゃん」「金鳥」など、懐かしのキャラクター達です。
みなさん、お越しの際には是非どうぞ!1個、300円。(売り上げは、お宝屋敷の維持管理費となります) |
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実は、ここにある物は全て色々な方々から、いただいた物ばかりなんだそうです。商売を目的としての収集ではないので、お金をかけず、人と人との関わりや善意を大切にして集めているとのことです。ゆえに、入場料は「無料」なんです。
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購入した「物」より、いただいた「物」の方に深みが有るのだと店主さんはおっしゃっていました。確かにそうですよね。「いただく」となると、お金の問題ではなく、今までの、もしくは今後の相手との人間関係や品物に対する思いや考え方など、色々な要素が入ってくると思うので、やっぱり深いですよね。
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ご近所や大豊周辺、または高知市などから色々な「お宝」を発見しているそうです。最近では、収集をしていることをみなさんご存知なようで、「持って行きやー」とすんなりと譲ってくださることも多いそうです。集めた品物を売買するわけでもなく、お宝屋敷で入場料を取るわけでもない。商売抜きというところにみなさん賛同してくださるそうです。店主さんのこの考え方こそ、古き良き昭和なのかなと思います。 |
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ところで、目を見張る物は、店内の品ばかりではありません。この軒下の風景をご覧ください。これだけで、「昭和」ですよね。何も飾る必要もなく、そこにそれがあるだけで「昭和」。このバイクや自転車の存在感は大きいです。 |
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最後に、この店の横にあるバス停をご覧ください。張り紙がしてあります。「いつまで待ってもバスは来ません」。これが最初、目に入った時は、笑ってしまいました。これも店主さんの趣味です!(笑)
日頃はこのように軒下には置かず、お店の前の道端にリアルに置いてあるそうです。(この日は風が強かったために軒下に。) |
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私はこういう遊び心がとても好きです。ここで来るはずのないバスをちょっくら待ってみるのもいいですよね。また日頃からそれだけの時間の遊びを持っている自分でありたいなとも思います。でも、この日は風が強く寒過ぎて、来ないバスを待つのは・・・ちょっと無理。(笑)
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今回、お店の全体的な雰囲気や個々の品物の写真をご覧いただきましたが、物に対する思いや興味関心というのは、人それぞれ。だからこそ是非、近くを通った際には、ご自身の目でこの品物の数々をご覧になっていただきたいと思います。古いのに新しい、そして楽しい発見があると思います。 |
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多分、本腰、昭和を経験なさっている方々には鼻で笑われそうです。でもご勘弁を・・・ 私、昭和かぶれなんです。(笑)
(中村 覚)
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昭和レトロ お宝屋敷・おおとよ
開館時間 9:00〜16:00 休館日 第2日曜日
館長日記 地図
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