HOMEへ戻る 研究所案内研修プログラム実 績セミナー情報お問合せ
|WEEKLY “N”|T医師のひとりごとすずかの気ままにDO!
ウィークリーN
 

第378回●2010年3月7日(日)

 「龍馬で盛り上がる!土佐グッズ」

 大河ドラマ「龍馬伝」のお陰で、高知県は観光が盛り上がっています。新たな観光スポットも次々生まれて、それらを見て歩くのも、最近のちょっとした楽しみです。

 こちらはJR高知駅前にある「土佐・龍馬であい博」の会場「高知・龍馬ろまん社中」と、隣の観光情報発信館「とさてらす」。「とさてらす」は入場無料で物販コーナーもあるため地元客も多いようで、近くのおばさんが夕食にサバ寿司を買い求めていました。

 こちらは中央公園にある先月オープンしたアンテナショップ「土佐せれくとしょっぷ てんこす」。土佐弁でてっぺん、という意味で、県内の特産品がおよそ600ほど集められています。
 ここもとさてらすもそうですが、嬉しいのは新しい感覚の土佐のグッズが揃っていること。大量生産をしていないもの、大きな販路を持たないものも取り揃えており、県外の方へのお土産だけでなく地元客も楽しめる所です。「センスのいい方に贈る土佐土産がない…」と嘆いていた方、ぜひこちらをのぞいてみてください。
 

 
 従来の農産品やタタキやサンゴだけではない土佐の魅力がたっぷりです。農産品にしても、新しいアイデアやセンスが盛り込まれていて、見て歩くのも楽しい。
 ちょっと疲れたら、軽く飲食できる
ブースもあります。

 たとえばドレッシングやたれなどの調味料も、本当に色々揃っています。天日塩、柑橘類を使ったおしゃれなドレッシングやドリンクなどが県内の天然木を使った棚にきれいに並べられています。
 最近、全国的にも知られるようになった高知限定の「ぼうしパン」。(116円)
元祖永野旭堂が復刻バージョンで出し、飛ぶように売れているようです。旭堂も一時元気がなかったので、ブームはまさに干天の慈雨といったところでしょう。
 面白い試みは、地元のトマトや碁石茶、宇宙酒を使った手作り石けん。60gで1200〜1500円位と結構なお値段ですが、オンリーワンの魅力に溢れています。
 ちなみに宇宙酒とは、 ロケットで宇宙を旅した酵母で造った「土佐宇宙酒」のことです。
 私が買ったのはこちら。想茶石けんの土佐茶編で、泡立てネット付き100g1200円。龍馬ブームに乗っかり、「今一度日本を洗顔致し候」という名言のパロディーが書かれています。高知市の森木翠香園という、高知では有名なお茶屋さんのシールが貼ってありました。お茶石けんはブームですが、確かに肌への効果も高い実感があり、いい香りが長く続くので私は好きです。これは高岡郡の無農薬栽培の茶葉を使っているようです。
 そして最近のヒットと言えば何と言ってもこれ!「龍馬からの恋文(ラブレター)」という商品名のトイレットペーパーです。1ロール300円とお高めですが、中に書いてある龍馬がいかにも言いそうなメッセージが評判を呼び、地元スーパーにもお目見えしていました。

「悩みがあるがか? 何でもゆーたらえいがよ ここには誰もおらんき ほんで 後は水に流したらえいがやき」―など(笑)、セリフは4種類あり、桂浜のイラストもついてます。

 今や、8ロール入り2500円の箱詰めもあるようです。 インターネット販売も開始されました。確かに、ちょっと洒落た贈り物かも。みんな、絶対使う物ですしね。(笑)

 個室でゆっくりと龍馬からのメッセージを読み、ゆったりとした気分になるのは心身共に良い効果がありそうです。でも、龍馬ファンの方は「使えないわ!とっとく」ということでした。(笑)

 でもこれは、マーケットとして大きい高齢者ビジネスに応用できるんじゃないでしょうか?たとえば、「孫からの手紙」として「おじいちゃん、おばあちゃん、元気でいてね」などのメッセージをプリントする。あるいは、昔懐かしい唱歌をプリントする、など。

 どんどん土佐のグッズが面白く、元気になっていくといいなあ、と思っています。

 
ご意見・ご感想お寄せください!
 
 
ページの先頭に戻る
人材育成研修・各種セミナー承ります。
Copyright(c)2002 人・みらい研究所 All rights reserverd.