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第381回●2010年3月28日(日)
「
イタリアによせて 後編」
(イタリア留学した 高知の女子大生のつぶやきです。)
さて、2回目は、イタリアの街(と飲み物)についてお話しさせていただきますね。
私がジェノバ以外で行った街での有名どころはミラノとベネチアです。ミラノはファッションの最先端と伺っておりましたのでかなり期待して行きました。ところがたくさんのファッションジャンルに分かれているかと思いきや、私が見た限り、代表的なイタリアンファッション(華やかでセクシーな、いわゆるお姉系)のみだったのでカジュアル好きの私はあまり好みではなく、少々がっかりしました。
私がミラノで一番感激したのが、DUOMO(ドゥオーモ)です。ドゥオーモとはイタリア語で大聖堂の意味です。イタリアの都市にはそれぞれ教会があるのです。
この教会は1386年から作り始め、完成まで500年もの年月がかかったそうです。細部も彫刻で埋め尽くされており、本当に圧巻でした。ミラノの見所はドゥオーモです!
また、ベネチアは観光地の中でも、また行きたいと思える土地でした。ベネチアは水上都市として有名で、水路が張り巡らされています。私はイタリアの友達と一緒に有名なゴンドラにも乗りました。
ゴンドラはかつての貴族の乗り物だったそうで、数十分の間、貴族の気持ちを味わうことができました。しかし、最近では地球温暖化で海面が上昇してきているので、「もしかしたらこの美しいベネチアも浸水してしまうのではないか」と思うととても悲しい気持ちにもなりました。
ベネチアにはたくさんの魅力があります。ゴンドラもそうですし、ベネチアンガラスも有名です。水上バスを使って、ムラーノ島というところに移動したのですが、ガラス作りの工程を見られる所で拝見させていただいたデモンストレーションはとてもおもしろかったです。ベネチアンガラスは、ちょっと落としても割れないらしく、値段も少し張ります。しかし、最近では格安の中国で作られた偽物が売られており、お土産を買う際には本当に細心の注意をはかりました。本物のベネチアンガラスには、保証書が入っていることが多いので、私はそれを頼りにお土産を買ってきました。また、安物は模様が大ざっぱだったり、よく見るとたいがい分かるのでご注意ください。
私が一番気に入ったのは、姉妹島のブラーノ島です。ここではレース編みが盛んで、手編みのレースの服やテーブルクロス、たくさん女性の心をくすぐるものが売られていました。本物はハンドメイドになるので、値段もやはり少し張りますが、本当に素敵なものばかりでした。
また、町並みも私が訪れた町の中ではダントツで一番でした。全ての家々がとてもカラフルで、すごくおしゃれでした。家の色は、この島の経済を支える漁業で帰る場所がわかりやすいように、そして漁に出た漁師が霧に包まれても、どこにいるかわかる様に建てたそうです。
ぜひベネチアに行った際には、ここをお奨めします!
食文化について話すと、イタリアでは朝はコーヒー、昼夜は毎食のようにワインが飲み物として出されます。もちろんお水でも良いのですが、コーヒーとワインが飲めない方はイタリアにはあまりお勧めしません。
日本ではワインなどのお酒を一口でも飲んでも運転することは法律で堅く禁じられていますが、イタリアではワインをグラス2杯飲んで運転しても合法です。それだけ食文化が違います。古くからそういったワイン文化があるからこその法律なのだなと感じました。
まだまだここに書くことのできなかった、隠れた魅力的な町や食文化もあります。そして私が見たのはイタリアのほんのわずかな部分だけです。しかし、得られたものは本当にとても大きかったです。
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