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いやあ、今年の「龍馬伝」効果はすごかったようです!
ゴールデンウイーク(4月24日〜5月5日)中、高知県内の主な観光施設28カ所の入場者は昨年同期に比べて12.1%多い25万8366人を記録し、統計をとり始めた2002年以降で最高となったそうです。県観光コンベンション協会によると坂本龍馬人気に加え、晴天が続いたほか、6月に見直しが予定されている高速道路の休日料金千円の効果が主な理由とか。
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1月に開幕した「土佐・龍馬であい博」の4会場(高知市、安芸市、檮原町、土佐清水市)の6万324人を含めると、計31万8690人。特にNHK大河ドラマ「龍馬伝」の効果で、龍馬関連の施設が大幅に伸びたそうです。 |
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高知市桂浜の坂本龍馬記念館では昨年同期に比べ、2.8倍の3万8422人に増え、2日には1日の入場者数が過去最高の6686人を記録したそうです。
関係者の方によると、「例年のゴールデンウィークは3千人超で大騒ぎになっていますが、今年は6千人を超え、しかたなく入場制限をしました」ということでした。 |
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桂浜では渋滞対策として無料大型駐車場を用意し、そこから無料シャトルバスを数分おきに出す交通規制を実施した結果、駐車場に車をとめてシャトルバスに乗った人は6万6710人にのぼったようです。中ではボランティアガイドが案内をし、ドライバーも休め、しかも渋滞を起こさなかったこの対応は好評だったようです。 |
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観光って、特にこういう「おもてなしの心」があるかどうかが大切ですよね。ホスピタリティーとも言いますが、サービス業にとっては、これが命です。ニュースで見る限り、中国で開幕した上海万博には、それが感じられない対応が多いんですよね…。
さて、私が「いいなぁ」と感じた嬉しい話題を1つご紹介しましょう。
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お客様が詰めかけた坂本龍馬記念館では、暑い中
外で待ってもらっているお客様に、どうしたらよいか職員でアイデアを出し合い、スタッフがミニ解説を行ったり、記念撮影のシャッターを押したり、龍馬が使ったのと同型のモデルガンを持ってもらったりと工夫をしたそうです。その甲斐あって、ゴールデンウイーク後半は苦情なくスムーズに入館してもらえたとか。スタッフの皆さん、本当にお疲れさまでした。
「また来ようね」と笑顔で言って頂ける高知でありたいものですね。
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