一体、金魚の長寿記録ってどのくらいなのか?と思って調べてみると、ギネス記録はなんと43歳!ええぇ〜っ!?そんなに生きるの??イギリスのノースヨークシャーで1956年に買われた金魚で名前は「ティッシュ」と名付けられ、それから1999年に死ぬまでの43年間も長生きしたそうです。晩年は赤銅色が薄れ、銀色になっていたとか。へえー。そういえばうちの金魚も、元は赤かったのですが、段々白っぽくなってきました。ちなみにうちのは、名前もありません。
日本の長生きの最高記録は、「和金」の25歳だそうです。金魚の主要産地・奈良県大和郡山市にある「郡山金魚資料館」の話によると、「金魚すくい」でおなじみの赤い金魚、和金の寿命は「7〜8年」で、うまく飼えば「10年〜15年」の長生きも珍しくはないそうです。
2年で成魚=人間でいえば大人になり、14〜15歳を過ぎるとかなり弱ってきます。そういえばうちの金魚も14歳過ぎると残った3匹くらいがガンになったり白内障になったりしてたなあ。でも言わば、長生き病とも言えるかもしれません。金魚すくいで取ってきた金魚は短命のように思いますが、実はそんなに簡単に死ぬ魚ではないのですね。
ちなみに思いついて「寝たきり金魚」で検索してみると、あるわあるわ!249件もヒットしたのには驚きました。想像していたよりも寝たきりになる金魚って多いんですね。長いものは6年も寝たきりだったとか。病気でそうなることもあるようですが、うちの場合は老衰なので、もう治らないでしょう。
少しでもえさが食べやすいように、えさは浮上タイプではなく、沈殿タイプを探して買っています。えさを入れると元気に横泳ぎして、砂利を突っついて食べています。人間も高齢になると小食の方がいいようですが、この金魚も高齢になってからは1日1食にしています。それが良かったのかもしれません。
そうそう、金魚って、なつくんですよね。寝たきりになっても、水槽の近くへ行くと「よっこらしょ」と起き上がって、ヒラヒラ横泳ぎしてきたりするのが可愛いのですが、「無理しなくていいよー」と声かけをします。
ちなみに、金魚すくい用として出荷される和金は生後4か月程度だそうです。うちの金魚は、堂々の17歳。
今日も横になったまま、それでも元気に生きています。
(その後、この金魚は8月、静かに天に召されました・・・。)
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