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第399回●2010年8月1日(日)

 「8月です。○○の夏です!」

 毎日暑くて大変なのに夏が好きなのは、子どもの頃の「海水浴の夏だー!」というウキウキした感情を 未だにどこかで引きずっているのかもしれません。

 写真は先日四万十市に研修で出向いた折、車から見えた海の色がいかにも「夏!」って感じで、嬉しくなって写したものです。海はよく見ますが、このブルーは夏ならではの色合いです。

 さて…上の写真とは裏腹に、今の現実はコレです。(笑)「看護の夏」。

子育てにおいて困ることの一つに、子どもが病気した時のことがよく挙げられます。子どもの具合が悪くなったとき、仕事との兼ね合いで悩む。で、まさに今 そうなのですよ。

 通常は子どもも20才を過ぎると手が離れますが、我が家の24才を迎えた障害がある長女の場合は「一生子育て」を覚悟しています。日頃はデイサービスに通い、夜間や休日だけ介護をすればいいのですが、病気になると状況は一変してしまいます。

  先週の木曜日、長女は夕食時にいきなりもどし38度6分の熱が出て、そのまま寝付いてしまいました。夏風邪か?と思っていたのですが、血液検査の結果白血球が2倍に増え、かなりひどい状態であることが判明。髄膜炎が疑われました。何度ももどし、喘息も発症したので入院させようか?と主治医である夫と話したのですが、あいにく病室は満室。幸い金曜日は私の仕事が休みだったので、そのまま家で点滴をして週末を過ごしています。

 しかし、明日月曜日から3日間 高校の就職セミナーが朝から夕方まであります。夏休み期間の行事を避けた3日間の研修ですから、日程変更はできません。かといって病気の長女をどこかに預けるわけにもいきません。あ〜あ、24才になっても子どもの時と同じようにこういう状況になればたちまち破綻してしまう現実に、軽く呆然としちゃいます。

 「早く治ってくれ〜」と祈る思いです。しかし夫はもっと大変で、病院で仕事をして帰ると家で長女の看護と休む暇がありません。脳性マヒと喘息を持っている長女の医療はかなり大変で、夜間も点滴を変えたり容態を診たりでおちおち寝ていられません。昨夜も夜は私が診ると言ったのですが、「あんたじゃ点滴は替えれんし、治療もできんやろ」とあっさり却下。そりゃあまぁ確かに点滴がどうしても落ちなくなったとき、夫のように注射器で吸って点滴のつまりを直す、なんてことはできませんからねぇ。うぅむ。

 結局、神頼みですが(笑)、4日目にしてなんとかマシになってきました。でもまだ今週は様子見なので、デイサービスは無理でしょう。母に頼むしかありませんが、もう母も75才です。いつまでも頼るわけにはいきません。ヘルパーさんにも、こういう状況の看護は頼めないでしょう。では今後はどうするのか?…頭の痛い問題です。

 さしあたって「問題先送りの夏」といったところかもしれません。

 

 

 
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