なぜかと言うと、父が今年の初めに病気をして〜、もう車の運転が難しくなったからです。現状だと、母の運転で出かける以外、父は外出ができません。今まで好き勝手に行っていた、喫茶店や趣味の畑(畑作り)、ちょっとした買い物など、車での小回りが全く利かなくなりました。こうなると当然、家に居る時間が長くなり、結果的に日常の運動量も減って・・・となります。
ちょっとした外出で何気なく歩くことがリハビリになったり、気分転換にもなることを考えると、もう今までのように母の運転にだけ頼るのではなく、私も免許を取って父を乗せ、父の好きな時に好きなだけ〜、うぅぅもぅ親孝行過ぎて、涙が止まりません(笑)。
(前置きが長くなりましたが)、ということで、免許を取ることにしました。私は下肢に障害があるので一般の車ではなく、福祉車両での免許取得となります。
そのことについて電話やネットで調べたところ、手順として、まず、いの町にある運転免許センターに行って、「運転適性相談」を受け、次に「予備適性検査」を受ける必要があるとのこと。そしてその結果により、私が通う(予定の)自動車学校に指示が行く、こういう運びになるそうです。
とにかく慣れないこともあり、全体的に面倒くさいイメージがありましたが、「案ずるより産むが易し」で、今週の連休明けの火曜日、朝イチで免許センターに電話をして、まず「運転適性相談」の予約をお願いしたら、運良くその日の11時に取れました。
約束の時間に免許センターに行くと別室に通されて、年齢や仕事などを聞かれた後(世間話の後)私の足の筋肉の状態や、足が座った状態でどの程度動くのか、ブレーキを踏む際の足首の動きなどについても聞かれました。受け答えは3分ぐらいで済みました。事前に電話で問い合わせた時には最初に「運転適性相談」があって、次に「予備適性検査」があると聞いていただけに、とても時間がかかって嫌だと思っていたので、すぐに済んで助かりました。
※ただ私の場合は下肢のみの障害ですので、このように短時間で済んだようです。他にも上肢や(脳梗塞などによる)脳への障害がある方の場合には、違う検査も必要だということでしたので、もっと時間がかかると思います。
私は日頃、松葉杖を使っているため、ある程度は足もそれに伴い動きます。ですから少しぐらい太ももを上にあげたり、足を前や横、後ろに動かすことはできます。踏ん張りも多少は利きます。しかし全体的に足の筋肉は細く、足首は全然利きません。これらのことが考慮され、「予備適性検査」の結果、右手でハンドルを持ち、左手でアクセルとブレーキを操作するオートマティック車の免許を取ることになりました。
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