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|WEEKLY “N”|T医師のひとりごとすずかの気ままにDO!
 

第419回●2010年12月19日(日)

「話題盛りだくさん!冬の幡多路」

 高知県西部地域の幡多は、大好きな土地です。20年以上前に5年間住んでいたということもあるのですが、特に冬場の出張はおいしいものが多いんですよねー。(笑)

 そういうわけで、大好きな宿毛市・四万十市への出張は嬉しいお仕事です。今回は通常なら3回分くらいの話題を、一挙にダイジェストでお届けしましょう〜。

 今度四万十市へ行ったら見てみたいと思っていたのが、新しくなった土佐くろしお鉄道、中村駅。築40年の駅舎を持つ鉄道駅です。

 ニュースで今年3月にリニューアルされた、と聞いたような…、でも遠目の外観は変わっていませんでした。正しくは、リニューアル(復活)ではなくリノベーション(改善)なのだそうです。

 駅の構内に足を踏み入れると、確かに!床は温かみのある木材を貼ってあり、雰囲気が一新されていました。建築面積を増やさずに空間を拡げるため改札口を撤去し、プラットホームの一部を待合いスペースに改装したそうです。
 ホームの一部から玄関先までの床材には、地元産の四万十ヒノキを活用しています。

 待合室はこんな雰囲気。しゃれたホテルみたいですねぇ。最高級のヒノキ材を使い、照明は間接照明にして落ち着いた雰囲気になっています。手前にはパソコンも置いてあったりして、今までの暗い寒々とした待合室とはまったく違う空間です。
 実は中村駅は、数々の賞を受賞しているのです。2010年のグッドデザイン賞 特別賞・中小企業庁長官賞 、日本サインデザイン協会のSDA賞、高知県建築文化賞など、6つもの賞を受賞し、それらの表彰状が飾られていました。
 グッドデザイン賞 特別賞「中小企業庁長官賞」に私鉄の駅舎が選ばれるのは初めてだとか。 受賞理由は「大手鉄道会社に対する中小鉄道の挑戦状とも受け取れる」、「大切なことは大胆な発想と少しの勇気、それを許容してくれるクライアントが存在することだ。中村駅はそんな希望を全国に与えてくれた」などとされたそうです。嬉しくなりました。

 さて、宿毛市に参りましょう。2年前に大月町のホテルの支配人さんから「あそこはおいしいよ」と教えて頂いたのに、なかなか行く機会がなかった「天下茶屋」。野菜炒めが最高らしいのです。

 入ると店員さんに、「牛ですか、豚ですか?」と聞かれます。メニューは、その2つだけ。なんてシンプルなのでしょう!

 やがて店員さんが厨房から使い込んだ片手鍋に湯気の立っている野菜炒めを入れて、目の前の熱い鉄板にドサッ!と置きます。それが実においしそう。「牛と豚」と注文したから2つの山でしたが、同じものだと1つの山になってしまう、という話も聞きました。豪快〜!(笑)

 たれは甘辛い味で、店内でも売られています。おろしニンニクがあったので、我慢できずにどさっと入れました。

 いやー、噂通り、おいしかったです。地元の方が多いはずです。
料金は牛が630円、豚が577円。お肉はさほどの量ではありません。

 これにご飯が大中小で別料金(262円、210円、136円)です。私は豚肉、小ライスで 713円でした。この値段でこの味なら、そりゃ10台入る駐車場が車で溢れるはずです。
 さて、お昼の後は甘いものが欲しくなりますよね〜。(笑)
四万十市のイタリアンレストラン「ポモドーロ」に行くと、ケーキを注文する時、頼めば見本を写真のように盛り合わせて持ってきてくれます。このケーキがとてもきれいでおいしいのですが、聞けば宿毛市の「サイゴー」というお店のものなのだとか。
 そう伺って、以前から行きたかったそのお店を探して行ってきました。場所は宿毛市小筑紫町、大月町との間にある国道321号線沿いのお店「西郷和洋菓子店」です。
 私は以前大月町にも宿毛市にも住んでいたのですが、まったく知りませんでした。というか、探さないとわからない、カーブの途中にひっそりと建っていたのです。雨の中、なんだか映画の一シーンみたいでした。
 洋菓子店には似合わない、サラリーマン風の男性二人連れもいました。残念ながら中では食べられないので買って帰りましたが、この「黒のチーズケーキ」がコクがあっておいしく、中村は誘惑にあらがえず2つも買ってホテルで一気に食べていました。(笑)
 

 食べているばかりではありません。ちゃんと仕事もしましたが、残念ながらその写真はありません。(笑)

 仕事の後の夕食は、「忘年会代わりにしよう」ということで、宿毛市の「華かん」へ。 私たちはまったく
お酒は飲まないので、リクエストとして「クエ鍋と、牡蠣の白焼き」を5千円で頼んでおきました。

 まずはマグロと鯛とウニのお刺身、ウーロン茶で「かんぱーい!」。お酒が無くても、このおいしさがあれば、もう最高です。

 残念ながら牡蠣の白焼きは、以前食べたもの(WEEKLY-N 169回)のレシピをご主人が忘れてしまったようで別物でした。とは言っても、充分おいしかったのですけど

 クエは高級魚。なかなかこんな値段では食べられないなあ〜、と思いながら(仕事の後の高揚感もあり)「やっぱり幡多は最高!」と、盛り上がったのでしした。

 でもこれも、お仕事あってこそ。「頑張って、また幡多に来たいなぁ」と感謝しつつ、ウーロン茶を傾けたのでした。

○天下茶屋
  宿毛市平田町戸内1869-6  
  TEL:0880-66-0541
  営業時間:平日11時〜18時  日・祝日:11時〜19時
  定休日:土曜日

○西郷和洋菓子店
  宿毛市小筑紫町小筑紫128-2
  TEL: 0880-67-0108

○華かん
  宿毛市高砂22-17
  営業時間: 12時〜14時、17時〜22時
  定休日: 不定休(日曜日)
  TEL: 0880-65-7710

 

 

 
 
 
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