実は半月ほど前、突如ギックリ腰になってしまいました。最初は立っても座っても動いても痛くて大変でしたが、少しマシになってからも影響は続きました。デスクワークの後、机から立ち上がる時も「イテテ…」とうなってましたが、長女の介護はそれ以上に影響しました。
私一人で抱えていたのに、二人でも腰に負担がかかるので抱えられず、2週間ほど長女は夫が仕事から帰ってくるまで車いすの上で数時間待たざるを得ませんでした。可哀想でしたが、どうしようもなくて。つくづく、健康は個人の問題ではなく、家族の問題だと思いました。
やっと腰は治ったのですが、次のハードルが待っています。
実は 年明けに医療現場の実情視察に出かけてきます。(早い話が、入院なんですが…笑)。
私は以前から子宮筋腫、子宮腺筋症、子宮内膜症などの影響で生理の時の出血がひどく慢性貧血で治療と経過観察を続けていたのですが、今年になり仕事にも支障が出るほどになってきました。出張で車を運転している時、貧血で立ちくらみに近い状態になり、「これは危ない」と感じたことがきっかけでした。
年齢的には閉経が近いからとずっと待っていたのですが、まだかかりそうということや主治医の先生の勧めもあり、もうこのへんで思い切って卒業してもいいんじゃないか、と判断しました。いわゆる子宮全摘手術をすることにしたのです。
私は以前、卵巣嚢腫で片側の卵巣を切除しています。今回も開腹ではなく、腹腔鏡のオペなら数カ所1cm大に切り負担が少ないので、そうしてもらうことにしました。ただ気になっていたのは、今はまったくない更年期の症状が出るのではないかということでしたが、それは全くの誤解でした。卵巣があればホルモンは出るので、子宮摘出では心配がないそうなのです。それなら安心と、1週間の予定で入院を決めました。
先日は、1日かけて術前検査をしました。その中で輸血の際に自己血を使えるように採血をしたのです。予定では400ccでしたが、思わぬトラブルが起こりました。180cc採ったところで血が出なくなり、腕を代えてまた針を刺しましたがまったく採れず、急激に気分が悪くなり意識が遠のき、呼吸の仕方がわからなくなりました。医療スタッフの方も少しあわてて、点滴を始めました。
しばらくすると回復したのですが、結局血は採れずじまい。単なる採血でも、こんなことがあるんだーと思いました。
「180ccしかないのでは、実質役に立ちませんね」と聞いて、またガックリ。 |