「話す」ということは、日本人がとても苦手なことのようです。仲間内の話ならいくらでもOKなのだけれど、パブリックな場所でのスピーチになると、とたんに口をつぐんでしまう。今月行った「高校生スキルアップ講習会」では、自己紹介で名前を言った後、絶句する学生達を何度も見ました。でも、こうした高校生達も、「あなたの長所は?」など少しフォローしてあげれば、なんとか自分を少しずつ出してくれるようになります。「(就職)面接のためには、これをまとめて家で何回も練習するのよ」と言うと、「頑張ります!」と笑う高校生のかわいらしさ。
講師養成講座では、日頃の自分の教え方の振り返りができ、反省点がいくつも見つかり、私にとってはとても有意義な2日間でした。
来年初めに、この講師の検定試験があるのですが、丁度その頃は大学院の卒論審査と重なりそう…。
私はひょっとしたら受験できないかもしれないけれど、でもこの講座を受講して、とても刺激を受けました。
同時に、改めて話しことばの難しさを考えさせられた2日間でもありました。
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