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第43回●2003年8月30日(土) 「話しことば検定 講師養成講座」

先週末、大阪で開かれた「話しことば検定 講師養成講座」に行って参りました〜。
これは大阪に本部がある、NPO法人「日本話しことば協会」が主催した講座です。
「話しことば検定」とは、「話す」「聞く」ために必要な知識と運用能力を審査するもので、美しい日本語を継承し、正しく豊かな話しことばを広めようというものです。

この講師養成講座は、話しことば検定1級の合格者が参加したのですが、第1回ということもあり北海道から沖縄まで、30名弱の方が集まっていました。本来は8月23・24・25日だったのですが、私は仕事で25日はパス。最終日は月曜日だったので、そういう人は多いだろうと思ったら、なんと24日で帰る人はたったの4名!みんな、それはそれは真面目なのでした。
いやあ、すごい!

テキスト

講座内容は、敬語について、音声について、表現のしかた、プレゼンテーション、自己紹介など…。受講生は現役・元アナウンサー、研修講師、電話オペレーターなど、99%、話すことの専門家でした。中でも、1分間自己紹介は圧巻!みなさん、話の組み立て、言葉遣い、話し方などのお上手なこと。話しことば検定1級のレベルの高さを思い知り、かなり落ち込んでしまいました。あ〜あ。

「話す」ということは、日本人がとても苦手なことのようです。仲間内の話ならいくらでもOKなのだけれど、パブリックな場所でのスピーチになると、とたんに口をつぐんでしまう。今月行った「高校生スキルアップ講習会」では、自己紹介で名前を言った後、絶句する学生達を何度も見ました。でも、こうした高校生達も、「あなたの長所は?」など少しフォローしてあげれば、なんとか自分を少しずつ出してくれるようになります。「(就職)面接のためには、これをまとめて家で何回も練習するのよ」と言うと、「頑張ります!」と笑う高校生のかわいらしさ。

講師養成講座では、日頃の自分の教え方の振り返りができ、反省点がいくつも見つかり、私にとってはとても有意義な2日間でした。
来年初めに、この講師の検定試験があるのですが、丁度その頃は大学院の卒論審査と重なりそう…。 私はひょっとしたら受験できないかもしれないけれど、でもこの講座を受講して、とても刺激を受けました。
同時に、改めて話しことばの難しさを考えさせられた2日間でもありました。


 

 
 
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