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第438回●2011年5月7日(土)

免許でGO!D 〜やっとの、免許取得。

(中村 覚)

 去年の9月に第1回目の「免許でGO!」を開始してから、約8ヶ月経ちました。途中、体調不良などもあり教習所に行ったり行かなかったりとのんびりとしていましたが、やっと免許が取れました。 
 話は少しさかのぼりますが、路上教習も終わりに近づくと特別講習というのがあります。これは各都道府県で実施内容が違うようで、その地域に応じたコースを走ります。例えば高知県の山岳地域は山道を走ります。東北のような雪国では雪道を走るのだそうです。

 ですから私は山道を初めて走りました。舗装もされ道幅もたっぷりある道路だったので、一般道と比べて「勾配が急」という意味での山道です。

 上りの時には普通に運転できたのですが、下りの運転は難しかったです。急な下り坂のカーブというのはこんなにも怖いのかと思い知りました。「ハンドルを取られる」とは聞いたことがあったのですが、「このことか!」と思いました。私の場合、右手はハンドル、左手はブレーキ兼アクセルのギアを握っているので、しっかりと両手でハンドルを持つことができません。両手であれば微妙なカーブにも対応できると思うのですが…。これは今後、練習せねば。


 4月末には自動車学校で最後の実技の試験がありました。
試験内容は路上教習と同じように教官を横に乗せて、約4kmの道のりを2通りの方法で走行します。
 最初は「一般課題」といって助手席に乗っている検定員(教官)の案内のもと指示通りに、目的地まで運転をしていく方法です。

 そして2つ目の「特別課題」は、自主経路といって予め決められている目的地まで、自分で決めた道順で行く方法です。道順は教習所を出発前に自由に決めておきます。しかしちゃんと決まりが有り、右左折を必ず1回ずつ入れて目的地に到着しなければなりません。途中、順路を間違えても何度でもやり直すことはできますが、余分に走れば走るほど、それに伴い減点対象となる運転ミスの確率も高くなるので、リスクは大きくなります。

 そしてこれらを無事「合格」できればその後、教習場内に戻って最後の課題です。縦列駐車もしくは右バックか左バックによる方向転換をしなければなりません。運良く私は右バックに当たりました。


 
右バックは運転席から後方確認するのが一番簡単です。
しかし試験(検定)という緊張のため何回か切り返さなければできませんでした。3回までは切り返してもOKですが、それ以上切りかえすとアウト、不合格になります。 何回切り替えしたのかも自分ではわかりませんでしたが、結果的に合格したので3回だったかなと・・・。

 試験終了後、教室で「今日の検定の点数を聞きたい人いますか?」と聞かれました。せっかくなので教えてもらうと私は90点でした。100点満点中70点以上が合格だそうです。しかし「点数が高いからといって、運転が上手いわけではない」という話がありました。検定中の道路状況により採点は大きく変わってくるそうです。例えば後ろからたまたま救急車がサイレンを鳴らして来ることもあるし、確認しづらい自転車や歩行者とバッタリ出くわしたりすると、とっさの判断では合格ラインに達しないこともあります。これを聞いて本当に自分は試験中何事もなく走行できて運が良かったと思いました。

 実技試験にパスしましたので、今度はいの町にある免許センターでの最後の学科試験を受けました。
試験は50分間です。この日は受験者が多かったため、時間も多少押して、結果発表があったのは正午手前でした。試験内容に自動2輪車の問題が多かったため、「受かった」という自信がなく結果を待っている間は針のむしろでした。
 でもなんとか受かったので、本当にホッとしました。

 ところで実は、まだ自分の車の手配を全然していません。連休中にお店に見には行きましたが、頭の中で「車はツールだから乗れて走ればそれで良し」という考えと、「どうせ乗るなら、ある程度は自分の好きな車種を買って乗りたい」というのがあり、頭の中でごっちゃ混ぜの状態です。「車は絶対にぶつけない」という気概はあるものの、現実問題それは無理かなと・・・。傷が付いたら付いたで多分すぐに嫌になるとも思います。そんなこんなを考えて、しかも購入後の維持費なんかも計算していると、あまりウキウキ気分で買えないかなとも思います。

 皆さま、半年以上にわたり「免許でGO!」にお付き合いくださりありがとうございました。自分の単なる免許取得の話が、コラムとして、情報の共有として、成り立つのか当初から心配でしたが、なんとか連載を終了できて、免許取得と同じくらいホッとしています。また今後ともよろしくお願い致します。

 

 

 
 
 
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