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第44回●2003年9月6日(金) 「国際テレビ会議で感じたグローバル化」

今日は久しぶりに大学に来た。日本、アメリカ、中国を結ぶ国際テレビ会議があるのだ。
アメリカはスタンフォード大学、中国はハルピン工科大学大学院シンセン校、日本は高知工科大学の高知、東京、大阪、鹿児島の6カ所を結んで、テレビ生中継する。今回は5回目だが、中国の拠点が増えた。またこれは、高知県産業振興センターが主催する「起業家セミナー」の一環でもある。学生・教授だけでなく、一般の方も公開講座として聴講できるのだ。

「アジアのみなさん、おはようございます。そしてアメリカのみなさん、こんにちは」で会議は始まった。テーマは「ハイテク産業におけるサプライチェーンのグローバル化」。グローバル化は大企業だけでなく、小規模なハイテクのスタートアップ(創業間もない)企業にとっても重要になってきている。どのようにしてさまざまな資源を有効に活用するか、各分野における優位性をどのように組み合わせるかが成功への重要な要因となる。(らしい。)アメリカ、中国、日本の実業界と大学の専門家たちがプレゼンテーションやディスカッションを行うのだが、私はその分野の専門家ではないので、7割くらいしかわからない。

TV会議の様子
でも、面白い。シンセンって、中国ではチェンジェンっていうのね〜、とか細かいことに感心。(あまり関係ないですね) 前方の大型スクリーンは5場面に分割され、それぞれの参加者や資料が映るようになっている。中国は、ずらりと名札を立て、6人ほどが並び、その後ろもずらっと学生たちが並んで、熱気を感じる。そういえばこういう熱気って、日本の学校では感じられなくなって久しい。「これからは中国の時代だ!」という「意気込みを感じた。
画面の中の中国

高知ではほぼ全員が翻訳機をつけて、同時通訳で聞く。初めての経験だった。2人の通訳の方のうち、1人はパーフェクトだったが、もう1人は言葉がやや不明瞭で、聞き取りにくかった。結構、ザッザーと雑音も入る。補聴器が雑音を拾って聞き取りにくいというのはこういうことかと納得した。
休憩時間を取るにも、「では日本は午前10時40分まで、カリフォルニア時間で6時まで…」なんていうのが面白い。

翻訳機


こうして、3時間にわたった会議が終了した。最後に拍手。世界のあちこちで拍手しているのがマイクから流れてくる。うーん、すごいなあ。 こうして、確実にグローバル化は進んでいるんだなあ、と感じた土曜の朝でした。

 

 
 
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