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地震、津波、台風と今年は心が押しつぶされそうなニュースが続いています。
そんな中、久しぶりに心洗われるような映像美に浸れたのが、8月に放送されたNHKの「仁淀川 知られざる青の世界」でした。
圧倒されるほど美しい、高知が誇る水質日本一の清流仁淀川の風景を写真家の高橋宣之さんと追い続けます。
(この写真は私の撮影ですので、普通のショットですみません)
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「仁淀ブルー」と呼ばれるその色を追求するその映像美たるや、言葉を失うほど。今月末に再放送されますが、とにかく見ないと損をします!
著作権の関係でここではご紹介できませんが、ぜひ上記のNHKのホームページをご覧ください。「この映像はどうやって撮ったのだろう?」と不思議に思うショットがたくさん出てきましたが、ネットを見て納得。 |
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NHKカメラマンの世宮大輔さんは「普通のテレビカメラではこの美しさを表現するのはとても無理だ」と感じ、デジタル一眼レフの動画機能、日本に数台しかないという毎秒2000コマ撮影できるハイビジョンスローカメラ、NHKが独自に開発した超高感度カメラ、さらには世界に一台しかない水中スローカメラをドイツから取り寄せたそうです。
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その結果、水滴やカワラバッタの一瞬の動き、星が天を巡る様子、蛍やトモシビタケの淡い光、仁淀川河口の波の造形…という自然美を肉眼で見えないものまで切り取ることに成功しています。高知出身のタレント、ソニンのナレーションが
またやわらかな映像にぴったりで、「この人、こんなにうまかったの!?」と驚きました。
9月30日(金)には、NHK新日本風土記で午後8:00から、BSプレミアムで放送予定だそうです。美しい川の畔で暮らす日本の原風景は、きっと心に残るものがあるはずです。ぜひご覧ください。
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さて、この美しい仁淀川のほとりに、あまり知られざる小さな注目スポットがあります。
数年前にオープンした、(有)高知アイスの直売店です。
今年7月の日経新聞を見て、ビックリしました。全国にある
こだわりフルーツシャーベットの中から、スイーツの専門家たちが選んだお勧めシャーベット ベスト10の第1位に、堂々と「高知アイス」が載っていたからです。
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数ある首都圏のおいしいスイーツの店を押さえての全国一なのですから、「これ見て!すごい!」と我が家でも大騒ぎになりました。
「地元の選び抜いた素材を使用する。濃縮還元ではなく生の果汁をシャーベットにし、かんきつ類の自然な酸味と甘みが特徴。」とありました。
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その後帰省した折に、途中でこの小さなお店に立ち寄り、土佐ジローのソフトクリームを堪能しました。いわゆるあっさりとしたアイスクリン風味なのにコクがあります。 |
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日経新聞で紹介されていたのはぽんかん、ゆず、ブンタンのシャーベットでしたが、実に種類が豊富で、我が家はシャーベットはマンゴーとまるはり(新高梨)、アイスは天日塩、四万十の栗、アイスクリン等を買いました。
その他にも くろみつバニラ、リトルサマーオレンジ、山北みかん、べにほっぺ、せん茶、徳谷とまと…驚くほどのラインナップです。 |
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高級ブランド「新高梨」を生産している高知市針木地区では、近年の温暖化の影響で3割を廃棄処分しており、規格外品の有効利用として高知アイスに「まるはり新高梨シャーベット」の商品化を依頼したそうです。
シャーベットは、果汁のみならず果肉も入っており、ナシ独特のシャキシャキ感が味わえます。年間7〜8千個を生産・販売しており、価格は1カップ130mlで、525円。他の商品が157円からなので、高級シャーベットですね。
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完熟した糖度17度のアーウィンマンゴーを1個当り73%も添加した
「おそるべき村田マンゴーシャーベット」 なるものもあります。 ちなみに価格は1200円。(!)
まさに果実の風味をそのままに、濃厚な贅を尽くしたシャーベットです。家族みんなでありがたーく頂きました。(笑)
ちなみに マンゴー含有率が半分(30数%)のシャーベットは525円だそうです。
でも個人的に一番好きのは、四万十の栗アイス(189円)でした。
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お取り寄せサイトでよく売れているのは天日塩アイスのようです。土佐佐賀の海からできた完全天日塩 塩丸(第196回でご紹介)を使っているアイス。130mlで、189円。薄ーいブルーが涼しげで、あっさりした中の塩味にコクがあり、はまるおいしさです。
この高知アイス、ここ数年急成長を遂げており、売上高の95%は高知県外で稼ぎ出したものです。「地産外商」のお手本ともいうべき企業に成長したのです。 |
最近では高知アイスという名前は地元高知県よりも首都圏でのほうが知られているという逆転現象が起こっているそうです。だからこそ、日経新聞の「シャーベット全国一」のお墨付きを頂けたのでしょう。
実はこの急成長の仕掛け人は、「ごっくん馬路村」をブレイクさせたグラフィックデザイナー、梅原真さんです。梅原さんは地域のDNAを取り込んだデザインやキャッチコピーの名手。
2002年に梅原さんにデザインを含めたプロデュースを依頼するや否や、高知アイスは右肩上がりの成長を始め、コンビニチェーン
との取引を皮切りに取引先が広がり、売上高は6年前の5倍に成長したとか。デザインや消費者に訴えるコンセプトがいかに重要かということでしょう。
「Made in 土佐」。地元の良い素材を使い、高い品質の商品を作る丁寧な仕事をする・・・。
そんな高知アイスに思いをはせながら、味わっています。
高知アイス ホームページ |
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