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ウィークリーN
第46回●2003年9月20日(土) 「再び、ロボットの話題」


私は文系人間のくせに、ロボットなどが妙に好きです。やっぱり私もアトムの影響を受けているのかな?ちなみに、今放送されているアトムのストーリーは、大人の視聴にも絶えうるレベルで、単なる子供向けアニメではないと思っています。人間がロボットを差別したり、心を持ったロボットゆえの苦悩など、なかなか深い!と、うならせるものに仕上がっています。我が家では録画しておいて家族みんなで見ているのですが、困ったことにじわ〜っと泣かせられるシーンが結構あり、子供にごまかすのが大変です。「お母さん、泣いてない?」「泣いてないよー!」
(ええい、泣いて悪いか!!)

ロボットたち

昨日は、AIBO開発にあたった大槻正氏(スミダコーポレーション)の講演に出かけました。NHKの「プロジェクトX」にも取り上げられたので、みなさんもご存じかもしれませんね。SONYでのAIBOの開発経緯、ビジネス化で苦労したこと、パーソナルロボットの将来展望など、本当にワクワクするお話が2時間近く伺え、楽しかったこと!最後に小さな人型ロボット、SDR-4Xのビデオも拝見しました。そこで、ちょっと衝撃的な話が…。

 このコラムの、ROBODEX2003(ロボット博)についての特集でもSDR-4Xを取り上げましたが、50センチほどのこのロボットは、本当にかわいいのです。なめらかな動き、倒れてからゆっくりと起きあがったら、汗をふくかわいいしぐさ。今度、QRIO(キュリオ)という名前もついたそうです。

私はROBODEXで見逃した、家族と暮らすSDR-4Xのプロモーションビデオが拝見できるかと思ったのですが、顔の認識ができるとか、踊ったりする別のバージョンでした。そこで、例のプロモーションビデオでお父さんと交わす会話について「哲学的な会話を交わしていたと思うが、どうやってコミュニケーションをとっているのですか?」と水を向けたのです。答えは、「あれは残念ながら本当の会話ではなく、ストーリーができあがったものです。」なあんだ、演出だったの!?「残念ながら、ロボットはまだ哲学的な会話ができるところまでは行っていません。」とのお答えでした。そうだったのかぁ〜。がっくし。
でも同時にずっと気になっていた謎が解けて、スッキリしました。

でも、やはりロボットに対する興味は失われません。かなりコミュニケーションが取れるロボットは実在するわけですし。(詳しくは「ROBODEX2003 レポートA」をどうぞ!)
日本人のいいところは、アトムのお陰で人型ロボットに対して、非常に好意的なところですね。外国はやはり、相当嫌悪感が先に立つようです。こうしたロボットの部分で、これからも世界をリードしていって欲しいなあ。そうした夢が持てる、残り少ない分野であるような気がします。

 

 
 
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