このコラムの、ROBODEX2003(ロボット博)についての特集でもSDR-4Xを取り上げましたが、50センチほどのこのロボットは、本当にかわいいのです。なめらかな動き、倒れてからゆっくりと起きあがったら、汗をふくかわいいしぐさ。今度、QRIO(キュリオ)という名前もついたそうです。
私はROBODEXで見逃した、家族と暮らすSDR-4Xのプロモーションビデオが拝見できるかと思ったのですが、顔の認識ができるとか、踊ったりする別のバージョンでした。そこで、例のプロモーションビデオでお父さんと交わす会話について「哲学的な会話を交わしていたと思うが、どうやってコミュニケーションをとっているのですか?」と水を向けたのです。答えは、「あれは残念ながら本当の会話ではなく、ストーリーができあがったものです。」なあんだ、演出だったの!?「残念ながら、ロボットはまだ哲学的な会話ができるところまでは行っていません。」とのお答えでした。そうだったのかぁ〜。がっくし。
でも同時にずっと気になっていた謎が解けて、スッキリしました。
でも、やはりロボットに対する興味は失われません。かなりコミュニケーションが取れるロボットは実在するわけですし。(詳しくは「ROBODEX2003
レポートA」をどうぞ!)
日本人のいいところは、アトムのお陰で人型ロボットに対して、非常に好意的なところですね。外国はやはり、相当嫌悪感が先に立つようです。こうしたロボットの部分で、これからも世界をリードしていって欲しいなあ。そうした夢が持てる、残り少ない分野であるような気がします。
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