まずは「みなさん、今日一日よろしくお願いします」ということで一人一人に自己紹介してもらい、その時に、これまで経験なさったクレームの話も簡単にしていただきました。異業種の集まりですので内容も様々でした。
提供した商品やサービスに対して、お客様からは多種多様な声が寄せられます。あってはならないことですが、物やサービスを介して人と人とがやり取りをする限り、どうしてもミスは発生してしまいます。そして人それぞれの価値観の違いも加わり、100%の満足をお客様にしていただくことは不可能と言ってもいいでしょう。
提供した商品やサービスに落ち度がある場合、その後の対応によって、お客さまの心情は大きく違ってきます。だからこそ、より良い対応が求められます。
ところで、「応対」は人の受け答えを言います。ですから応対が良いというのは言葉遣いや態度が良いと言うことです。そして「対応」と言うのは、相手の状況に応じて行動することです。つまり対応が良いとは具体的な対策で解決してくれることです。応対するのは人ですが、対応は組織など
人でない場合もあります。
今回はクレーム対応の中でも、より難しい電話での応対に焦点を絞り、一日研修をしました。
日頃、自分の気持ちを表現する際は、顔の表情、話し方、言葉遣い、態度などを使います。
この中でも説得力があるのは顔の表情、特に目ではないでしょうか。「目は口ほどにものを言う」、「あの人は笑っているけど、目が笑っていない」、「目をそらして話をしていたから、どうも信用できない」というように、目の影響力は大です。
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