3月11日はまだ小学生で、卒業式の練習をしている時に大地震がおそってきて、3分くらいゆれが続いた後、全校で校庭に行き、情報を集めている時に大津波がおそってきて、みんなで全力で逃げました。逃げるとき町を見たら、木や家などがぶつかり煙などがあがっていました。津波の後は雪がふり、とても寒かったです。
それから十ヶ月くらいたち、町は少しずつもとにもどってきました。中学校の1階は津波の被害にあい、今は工事をしてもとにもどしてもらっています。
僕たちに支援をしていただきありがとうございました。みなさまのおかげで田老の国道は明るくなり、田老の人たちは元気をもらいました。ミニタイガープロジェクトの皆さまのご健康をお祈りいたします。 敬具
1月16日 宮古市立田老第一中学校1年B組 ◯◯◯◯
ミニタイガープロジェクトの皆様
しっかりした文章です。この短い文章の中に込められた恐怖、悲しみ、不安、そして心配りと強さ、希望。
とても中学1年生とは思えません。田老第一中学校のみなさん、◯◯くん、本当にありがとうございました。
私たち東北以外に住む大人も、これからも東北に心を寄せることを忘れてはいけないと思います。
今年も、わずかながら何らかの形で支援を続けようと再確認させて頂いた出来事でした。
|