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第482回●2012年3月17日(土)

 「上質なお菓子とゆとりを〜ヴェールヴェール」 

 今回は、はりまや町にある真っ白い壁にゴールドの葉のオブジェが印象的な、上質なお菓子を提供する「ヴェールヴェール」をご紹介します。
特別な贈り物にはここ!という方は多いんじゃないでしょうか?

 店内には沢山の種類のお菓子が並べられています。季節の果物をふんだんに使った色とりどりのケーキや焼き菓子。上質な味は当たり前、プラス見た目の美しさにも特別なこだわりが感じられます。これって大事ですよね。

 プレゼント用のお菓子を選んだのですが、あまりにもきれいでワクワクしちゃいました。

 焼き菓子が入ったお菓子の家は、中村が「食べた後、文庫本入れにしたい」と購入。

 私は年下の友人に、オシャレな街角をプリントしたバッグに焼き菓子を詰め合わせて贈ることにしました。このラッピングがまた素敵なんですよー!
もちろん、友人はサプライズに大喜びしてくれ、私も幸せな気分でした。


 中にチョコが入った、サクランボ柄の小さな本を自分用に買いました。これ、背表紙が半分日焼けしていたりページに隙間があったりと、芸が細かい!
そして何より、美しいのです。

 こちらのお店は、「コーディネートのできる提案型洋菓子店」をめざしていらっしゃるとのこと。イメージは百年くらい前のアールデコやアールヌーボーの時代だそうです。

 確かに、シャンデリアは百年以上前のイギリス製やフランス製のアンティーク。家具は博物館仕様で、百年以上前のイギリス製だということでした。本物の上質なゆとりは、東京や神戸のお店にも決して引けを取りません。

 このお店の勝木田(かつきた)シェフは、宮城県のご出身です。企業の商品開発にも携わっていらしたそうですが、奥様のご縁で訪れた高知が食材の宝庫であり、「自然一杯のお菓子を作りたい」と高知でお店を開かれたそうです。

 実は奥様は、以前企画やディスプレイのお仕事をなさっていた「プロに教えるラッピングのプロ」。だからこそのセンスなんだと納得でした。


 ブライダルにも携わっていらっしゃるからでしょう、ケーキ用リボンは土にかえる素材を使い、洋菓子店の枠を越えての提案ができるように、たくさんの素材を準備なさっています。プロとして、美しさへの妥協を許さない姿勢はさすがです。
 

 このお店は2009年に建て替えられたのですが、数少ないバリアフリーの洋菓子店です。実はシェフのお話で一番心に響いたのが、このドアのことでした。リニューアルオープンなさった日、「車椅子のお客さまもそのままスーッと入って来てくださり、それが一番嬉しかった」と笑顔で語って下さったのです。
 車椅子の娘を持つ身としては、本当に嬉しい言葉でした。

 車椅子の方やベビーカーの方にも移動しやすいように、店内はスペースが広くとられています。オシャレな空間とバリアフリーというのは相容れないと思っていたので、嬉しい驚きでした。そしてどんなに素晴らしい商品よりも、人が感動を作るのだと改めて感じられたのでした。


ヴェールヴェール

〒780-0822 高知県高知市はりまや町2丁目11-1
営業時間:am 10:00 〜 pm 8:00 (日・祝日は 〜pm 7:30)
定休日:火曜日  Tel & Fax:088-882-3045

 
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