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第491回●2012年5月20日(日)

 「TA記念日に乾杯♪」 

 昨日の講座は、ソーレで行われた「交流分析入門講座」でした。
しかし日頃人・みらい研究所として行っている研修とはまったく違い、NPO日本交流分析協会四国支部主催の講座です。

 コミュニケーションの心理学とも言われる、交流分析=TA の入り口を1日でご紹介させて頂くものでした。

 高知で長年、TAの基礎をお一人で築いて来られた山崎真理准教授。その講師力は日本交流分析協会でもトップレベルで、全国あちこちで研修なさっています。優しさと知性とサービス精神にあふれた、とっても素敵な先生です。

 講座は交流分析の説明と、全員の自己紹介からスタートしました。

 午前は、変化する心の状態=「自我状態」について、大藪千寿(おおやぶ ちず)インストラクターが講座を担当。心の状態を知るための「心のレントゲン」とも言われるエゴグラムから始まり、 交流分析の基礎の理論を わかりやすい事例も交え、丁寧にお伝えしました。

 続いて午後最初は、私が「対話分析」を担当しました。対話分析とは、日常会話のやりとりを図式化し、自分の対話のパターンを知り、対話の質を高めるものです。

 ペアになって色々な演習をして頂くとみなさんイキイキとなさって、会場は笑いに包まれました。皆さんの気持ちが1つになって盛り上がる、そういう瞬間が私は大好きです。

 締めの講義は「ストローク」。担当は、竹村聡(たけむら さとし)インストラクターです。
ストロークとは心の栄養素とも言える「相手の存在を認める働きかけ」で、挨拶や笑顔、拍手など、様々な働きかけを考えるものです。

 竹村さんは本日の講座すべてのツールをプロ並みに製作。「ツールの竹村」と言われるほどの器用さを誇ります。

 実は私たちインストラクター3名は、2008年にインストラクター資格を取って以来、TAの講師としての勉強会をずっと地道に重ねてきました。本格的な講座デビューを目標にしてきたのですが、それが晴れて実を結んだわけです。

 正直私にも、かなりなプレッシャーでした。TAの内容を短時間で、正確に・わかりやすく・楽しく伝えるには?と悩んだ日々でした。

 受講なさったみなさんは年代も職種も違う方々でしたが、笑顔で交流して熱心にご参加下さり、私たちも様々な気づきを頂きました。朝は無表情で携帯を見ていた若い人が、帰りは笑顔で片付けを率先して引き受けて下さったのは、本当に嬉しくありがたい一コマでした。

 こうして私たちにとっては、5月19日は大切な「TA記念日」となったのです。
  

 講座が終わると、もう解放感一杯!みんなウーロン茶で乾杯し、おいしい料理を堪能したのでした。…しかし、話はいつか来月からの講座の打ち合わせに。(笑)

 「交流分析入門講座」の次のステップ、6月16日(土)スタートの「交流分析2級講座」は、本格的にTAを学んで頂くための、6回(半年間)に渡る講座です。引き続き、良い講座を提供できるように頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします。
(よろしければ、ページ上の「セミナー情報」をどうぞ)

 

 
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