第505回●2012年8月25日(土)
「三原のじまん屋で昭和ノスタルジー」
以前、高知新聞で「三原村に地域のお店がオープンした」という記事を見つけ、何かの時に見に行きたいと思っていました。
三原村に行くのは、多分20年ぶりくらいだと思います。高知市から宿毛市まで車で2時間半。宿毛市平田町の交差点からは広い2車線の県道21号線で、わずか車で15分くらいなのですが。
三原村は周りを450〜850mの山脈に囲まれ、隣接する四万十市・宿毛市・土佐清水市の真ん中にあります。 村のほとんどは山林です。
宿毛市まで出ればスーパーはあるのですが、やはり地域のお店は大事ですからね。
三原村と言えば、どぶろくが有名です。 三原村どぶろく組合が、第25回 高知県地場産業賞を受賞したと書かれていました。
しかしお酒がまるでダメな私たちは…
店内に足を踏み入れた時、子供の頃に行ったいなかの小さな町のスーパー(雑貨屋さん)を思い出しノスタルジーを感じたのですが、店内を見ていくと、その理由が明らかになりました。
まさに私が子供の頃に慣れ親しんだ、今は見かけない昭和の商品が数多くあったのです。「うわー、なつかしー!そういえばこういうの、あった、あった!!」 まるで昭和のよろず屋のよう。 まずは2段目、カメヤマろうそくのラインナップ。 いっぱいあります。
子供の頃にはスーパーに必ずあった、マエダのきなことだんご粉。 そう言えばマエダって、どこの企業なんだろう? …調べてみたら、愛媛県宇和島市の企業でした。
今回私が買ったのは、この左の「亀の子束子(たわし)」(248円)。創業100年以上という西尾商店(東京)の元祖・亀の子たわしです。この袋も昭和を感じさせてくれます。
この商品ラインナップを見ていると、三原には昭和の暮らしが残っているということなのでしょう。