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ウィークリーN
 

第513回●2012年10月21日(日)

 「ふれあいステーション・あい」さんから

 先日、岩手県宮古市から嬉しいお便りが届きました。

WEEKLY N 第500回でお伝えした、赤ちゃんから高齢者まで様々な方に見守りの活動をしている施設「ふれあいステーション・あい」の佐々木さんから、お便りが届いたのです。

  以前、子どもから高齢者まで皆が集まった時に使えるキーボードと、カラオケ用のマイクを支援させて頂いたのですが、お手紙には支援へのお礼と、直接お手紙を差し上げたくお礼が遅くなったお詫びを丁重に綴ってくださっていました。

「被災された皆さまの住宅はなかなか復興できず、いつまで続くかわからない仮設住宅暮らしに心が痛みます。」という文面に、私も心が痛くなりました。

「そのような方々が、ひとときでも笑顔になり、心をゆったりできるような支援を継続したいと思っております。」
お手紙には、キーボードとマイクを皆さんが楽しそうに使われている写真を添えてくださっていました。


おもえ支援センターにて (右側)
芋掘りを手伝ってくれた児童館の子どもたちが、マイクを奪い合って楽しんでいました。

おもえ支援センターにて (左側)
センター最高齢96歳の利用者の方を始め、美声が響き渡っているようです。

ふれあい館にて
ファミリーサポート会員さん達と子どもたち。

「出前居場所づくり」という活動でも、リズム体操などにキーボードは大活躍の様子です。嬉しくなっちゃう!!

「被災地の今を知りたい」という声に、佐々木さんが教えてくださいました。
今でも、家の土台だけが残っている所が数多く、「自分の家が残ったことが申し訳ない」という気持ちになる方も多いとか。「だから、なんとかしなくちゃいけないと駆り立てられ、活動しています。」

丁寧に、写真一つ一つにも説明文を付けてくださった佐々木さん、ありがとうございました。
支援先にこうして丁寧にお手紙を出されるのも、さぞかし大変なこととお察しします。
これからまた寒い冬がきますが、どうぞ被災地の皆さんが心身共に温かく暮らせる日が早く来ますように…。

「ふれあいステーション・あい」さんの活動は、こちらで見ることができます。
【手仕事で元気になろう】支援プロジェクトなど、様々な活動をなさっています。


 

 

 
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