皮膚科に行く時も38度以上の熱があったので、病院に行くこと自体がしんどかったです。
診察の時に、「切開して膿を出せば、この腫れは引く」ということだったので、「お願いします」と治療してもらいました。7mmほど切開し血と膿を出して処置は終わり、「明日必ず
、ガーゼの張替に来て下さい」と言われました。
その後、家に帰って皮膚科でもらった熱さましの薬を飲んで、横になりました。
ところが、2〜3時間たっても熱は下がらないので、「これは風邪かも」と思い、今度は市販の風邪薬を飲み、睡眠をとりました。
夜9時過ぎ、目が覚めるとどうしたことか、39度7分と、熱が上がっています。体も悪寒がし、一向に良くならないので、生まれて初めて「病院に点滴に行こう」と思い、近所の病院の夜間診察を、これも初めて受けました。
病院で一通り症状を説明すると、点滴ではなく薬を処方してくれました。「これで熱が下がらなかったら、明日また来なさい」ということだったので、薬をもらって帰りました。
すぐに薬を飲んだのですが、この日3種類目の薬です。本来はこういった薬を飲み合わせるのは良くないと、頭ではわかっていたのですが、すでに飲んでいた2種類の薬は効かなかったので、とにかく熱を下げたい一心で3種類目の薬を飲みました。
悪寒と高熱の中、次の日の朝を迎えました。
とにかくだるくて寒かったのですが、皮膚科に行かなければいけないと思い、朝から行きました。終わると続けて昨日の病院に向かい、抗生物質の点滴を打ってもらいました。
点滴をしている最中も体が寒くて、ジャンパーを着たまま布団を来ていたのですが、それでも寒くて寒くて、電気毛布をかぶせてもらいました。そんな調子のまま40分間の点滴が終わり、これで熱は下がるだろうと期待して家に帰って寝ることにしました。
家で布団に入る時、おしりのできものの部分を手で確認すると、まだしこりがかなり残っていました。どうも皮膚科の先生が処置してくれたのは、全体の一部分に過ぎなかったのだと思います。腕や足と違い、視覚的に捉えることが難しい場所なので、私はすべて処置してもらったとばかり思っていました。