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ウィークリーN
第55回●2003年11月21日(金) 「タバコについて」
 急に寒くなったせいか風邪をひいてしまい、すっかり鼻声になってしまいました。明日は論文のプレゼンがあるのにどうしよう。…悩みつつ打ち合わせの後レストランに行ったら、禁煙席にもかかわらず隣からカーテン越しにタバコの煙が…。ひえ〜、勘弁してくれ!だいたい、薄い小さなカーテンだけで喫煙席と禁煙席を分けるなんて、無理だわねえ。(でも、実際に煙が流れてこないとそんなことわからないし。)健康増進法が制定されたせいで、喫煙族の肩身がますます狭くなっているようですが、吸わない人には本当に迷惑なのですよ。
(喫煙族の方、ゴメンナサイ。)
 私は数年前、父の死が引き金になって、急に喘息になってしまったことがあります。(現在はほぼ完治。)咳が出だすと止まらなくなり、電話の時など、本当に困りました。中でも困ったのが、タバコの煙です。レストランなどでは隣の人に、おずおずと「あのー、恐れ入ります。喘息なのでタバコは遠慮して頂けませんか?」とお願いしなきゃいけない。

 特に困ったのは宴会の席!PTAなんかの懇親会では、かなり吸う男性が多いんですよー。もう、煙モウモウ状態。服にも髪にも匂いがつくし…。これは本当にしんどかったなぁ。隣の人だけに言っても無意味だし、かといってみんなに禁煙を強いるのもねえ。というわけで、そういう会は次第に足が遠のいていったのでした。

不思議なことに、研修で講義をしている時などは、あまり咳き込みませんでした。適度な緊張のせいかもしれませんが。だから、仕事に支障を来すことはあまり無かったのは不幸中の幸いでした。

 今では少しなら煙で咳き込むことはなくなりましたが、食事の時、おいしいものを食べようとしたらタバコの匂いが流れてきた…というのでは、せっかくのおいしさも半減してしまいます。最近では、禁煙席と喫煙席を分けるレストランも多いですが、前述のように小さなカーテン1枚で分けようとするのは無理があると思います。また「吸ってもいい?」と聞いてくれる人は「かまいませんよ」と答えてもらうことを前提にしてるのかなと思う時があります。答えないうちからタバコに手を伸ばしたり、「えー、吸うの?」と暗にNOのメッセージを込めても知らん顔して吸う人もいます。(これは女性に多いような…。)

東京都では、歩きタバコが規制された区もありますね。喫煙族の方は肩身が狭いでしょうが、嫌煙族のこうしたボヤキにも耳を傾けて頂ければ、幸いです。

 

 
 
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