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ウィークリーN
 

第589回●2014年4月12日(土)

 「研修つれづれ。」 

 桜が散り、新年度も始まりました。

 大変ありがたいことに、今年は3月頃から研修のご依頼が急増し、すでに7月までは研修枠が一杯です。8月と12月の枠も、もうすぐ受け付け終了になりそうです。

 このところ弊社の研修は、企業研修主体から、大学、医療系専門学校の分野にシフトしてきました。

 人間力向上の命題が大きくなってきた医療・福祉分野はコンスタントにご依頼がありますが、再就職分野も多くご依頼を頂くようになってきました。交流分析を学んだことで、就職ノウハウ以外にも自己分析でお役に立てたようです。前回の研修では大学卒業後数年で、初めて就職を勝ち取った若者もいて 本当に嬉しい限りでした。

  ところで研修には、適正人数があります。単なる講義だけなら数百人でも可能ですが、ワークやロールプレイングを交えた研修の場合は 一般的には30人程度がやりやすい人数と言えるでしょう。すべての方の表情や様子が講師からよく見え、臨機応変に対応していけるからです。

  たとえば まったく同じ内容を準備して行っても、受講者の方々によって雰囲気が違ったものになってきます。ある研修では30人程度と100人以上のクラスの場合、テストの結果が少人数クラスの点数がいつも高いのです。つまり少人数の方が、研修効果が高いと言えます。

 これは受講者の気持ちになるともっともなのですが、30人のクラスと100人のクラスでは、参加意識が違ってきます。多人数の研修になると、「私一人が教室全体に対して及ぼす影響は、どうってことない」という甘えや埋没意識ともいったものに影響され、研修以外に意識が向きやすく、居眠りもしやすいのです。

 埋没意識とは私が勝手に名付けたものですが、無意識に全体に埋没しよう(紛れよう)とすることです。たとえば学生の頃、教卓に近い席と後ろの席では後ろの方が埋没意識が高く、気の緩み方が違ってきましたよね。あれと同じです。

 また、個人的に「◯◯さん」と呼ばれたら「はい」とみんな言うのに、呼びかけられるのが複数名になると途端に埋没意識が働き、返事をしなくなります。そこで新入社員研修やインターンシップ前の研修の時にはこうした話をして、「呼びかけられたら複数でも返事をお願いします」と言うと、「はい!」という気持ちの良い返事が返ってくるようになります。 こうした打てば響く態度は、全体の意識が向上するので、ありがたいです。

 研修では、最後に必ずレポートを書いて頂くようにしています。
全体に「何か質問はありませんか?」と聞いてもまず出ませんが、レポートなら尋ねたいことを気兼ねなく聞けるからでしょう。時に感動するような深い質問や感想がそこから出てくることもあり、より相互理解が深まる大事なツールです。

 

 
 
ところで消費税が8%になってしまいましたが、弊社では研修価格を内税のまま、据え置くことにいたしました。
キビシイところではありますが、(笑) できるだけ頑張ってみようと思います。

 皆さま、今後とも どうぞよろしくお願いいたします。

 

 
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