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先日、お仕事で西土佐に伺いました。
あいにくの雨だったのですが、四万十川沿いの道の駅「とおわ」に先月
新しいスイーツのカフェがオープンしたということで、
寄るのを楽しみにしていました。 |
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着いたのは午前11時20分頃。
「 平日で、雨だし、お昼前ですもん。
さすがにお昼前からスイーツのカフェに、人いないでしょ。」と思いつつ
新しい看板に誘われて、いざ、奥へ。 |
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四万十町のヒノキなどの木材が、壁や床に使われています。
癒やし系のカフェなんだな〜と思いつつ店の前に行ったら
予想外にたくさんのお客さまがいらっしゃって、びっくりしました。 |
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店内は、14席。目の前に四万十川の美しい眺めが広がります。机も椅子も床も、全部温もりのある、木製です。
(写真は お客さまが出られるまで粘りました)
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席について、さてメニューです。
目玉スイーツ、「いなかモンブラン」(500円、紅茶とセットで800円)が一押しのようです。しまんとロールセット(紅茶とセットで700円)も一緒に頼みました。 |
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しまんとロールセットは、小さな四角いロールケーキがお皿に2つ乗っていました。
「しまんとロール紅茶巻き」と、「しまんと地栗巻き」です。どちらも美味!でしたが、紅茶巻きが意外に健闘。
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実は高知県は国産紅茶の発祥の地だそうです。昭和40年代に一時途絶えていたものの、40年ぶりに復活させたしまんと紅茶は、自家発酵させる昔の手法で作られているとか。味が濃く、ストレートで味わいたいものです。
(しかし惜しむらくは紙コップじゃなく、やはりカップで味わいたいです。) |
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「いなかモンブラン」は、栗の中でも甘みが強い高級栗「利平」の栗ペーストを絞ったとか。通常のモンブランと違い、リキュールやブランデーは入れず、少量の生クリームと渋皮煮、甘露煮のシロップのみを合わせたものだそうです。道理で、本当に栗の旨みだけがぎゅっと濃縮されたぜいたくな味です。 |
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内側のお団子は食感を楽しめるように少し固さを残し、外側はふわふわの栗を楽しめます。通常、栗ペーストは原料に対する砂糖が4割から5割なのに対し、糖度が高いしまんと栗は3割程度に抑えられているのだとか。
横には、砂糖を加えていない生クリームが。加えると、よりマイルドです。
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ただ…価格は高めで、かなり小さいのが気になります。味は本物だけど、この組み合わせで800円は高いなあ。だって、紙コップだし…。
でもひょっとしたら四万十川の保全のために、あえて紙コップにしているのかしら?
「洗剤が流れ込まないように」…だったら納得、なんですが。
それなら、その旨を書いて欲しいなぁ。 |
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まだお昼前だというのに、ケーキのショーケースはかなり売れて少なくなっていました。
右はお持ち帰りもできるモンブラン、400円です。 |
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味については妥協せずに本物をめざしているのが好感度大です。そして山間部で雇用を生み出している株式会社
四万十ドラマさん、尊敬します。
ゆったりと四万十川の景色とケーキを食す。
二人だと余計に楽しい「ぜいたく」ですね 。
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shimanto
おちゃくりcafe
営業時間:11:00〜15:00
定休日:木曜日
電話:0880-28-5528 |
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