第597回●2014年6月7日(土)
「春野町のあじさい神社」
高知市春野町と言えば「あじさい街道」が有名です。 あじさいは梅雨時を彩る花として、初夏の風物詩ですよね。 水路に沿っておよそ5kmにわたって植えられたあじさいは 今週初めは見頃には まだ早かったので、もう一つの名所へ行ってみました。
こう見てみると、八重のあじさいが増えているんですね〜。いわゆる「あじさい」というイメージからはかなり遠く、 あじさいと言われないとわからないようなものもありました。
ところであじさいって、原産地がどこだかご存じですか? なんと、日本なんです。紫陽花とも書きますね。 あじさいは色が変わると言うことで、「移り気」なんてありがたくない花言葉があったりします。 あじさいには アントシアニンという色素が含まれており、これに補助色素やアルミニウムが関わって、 赤や青の発色をするそうです。土壌によっても色が変わるのだとか。
余談ですが、これは今年の母の日に見つけ、 あまりの可愛らしさに衝動買いして、母に贈ったものです。 「てまり咲きあじさい」とも言われている、「筑紫(ちくし)ルビー」という八重です。
今回、改めてあじさいの色合いの美しさに魅了されました。 これからの梅雨の時期を彩ってくれる、日本の花。
あじさいのやわらかな彩りが、がますます好きになりました。