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第598回●2014年6月14日(土)

 「茶畑からの贈り物」

 
(中村 覚)
高知市内を離れて車で約90分、新鮮な空気の中、山々の青葉を間近で楽しみつつ悠々自適なドライブ。いの町からご覧のようにゆったりとした幅の広い2車線は信号もなく、通常の山道のイメージとは違い快適そのものです。途中には直線の長〜いトンネルなどもあり、思ったよりも目的地には早く着きそうです。今回の行き先は吾川郡仁淀川町にあるカフェ「池川茶園」です。

しばらく運転してきたのは国道439号線。実はこの439号線は別名「与作酷道(ヨサクコクドウ)」と言われるほど道が悪いことで有名だった(?)みたいです。しかし以前の不便な道を知らない私にとっては ただの昔話。私が運転してきた区間では、そういったことは微塵も感じませんでした。

〜で、この国道439号線から逸れて橋を渡れば、旧池川町の中心部です。東西に横断する道は、ゆっくり運転で譲り合いの精神が大事になってくる箇所も所々あります。


そんな道の一角にお店の看板があります。 看板に従い道をグイッと右折し そのまま坂道を下るとオシャレな白いお店の登場! 今回の目的地、 「池川茶園」です。
お店に入る前から既に雰囲気があります。茶園という店名からもわかるように、こちらではお茶にこだわった商品を置いてあります。実はこの仁淀川町は、県内一のお茶の産地なんです。
それではまず、数ある商品の中から、お店の代表格でもあるプリンをご紹介します。
(勝手に代表格だと思っています)

茶畑プリン。味は「ほうじ茶」と「かぶせ茶」の2種類があります。(各360円)  もちろんお持ち帰りもできますが、お店で頂くと このように緑茶をサービスしてくれます。
「ほうじ茶」プリンも「かぶせ茶」プリンもゼリーと2層になっていて、天然の上質な茶葉の甘みと旨みが感じられました。「かぶせ茶」の方がよりやわらかな感じ、写真の「ほうじ茶」はさわやかな苦みが後から追いかけてくる感じがしました。

(かぶせ茶というのは一番おいしい一番茶の収穫前一週間、覆いをしてから収穫するお茶で、なめらかな舌触りと濃い旨みが特徴です。)
次は「自家製 お茶 ソフト」 、ワッフルコーンのソフトクリームです。こちらは「ほうじ茶」と「せん茶」の2種類です。(各310円)「せん茶」はやさしく、「ほうじ茶」は香ばしい。どちらも茶葉を煎じて入れているのでさほど甘くはありません。
(ちなみに「煎じる」はお湯で煮出すこと、「焙じる」はから煎りすることです。)

「ほうじ茶」はよっぽど自分と気が合ったらしく、パーフェクトにおいしかったです。
締めは、茶畑パフェと厳選茶「霧の薫」のセットです(700円)。 ゼリーの上にソフトクリーム、そして自家製茶団子を盛り合わせたボリュームたっぷりのパフェです。ここに来た男性で、こんなに食べた人はいないんじゃないでしょうか。(笑)
さすがにもうお腹は満杯になりました。
その他では茶畑クッキー、茶畑パウンド、茶畑ロール、仁淀川ラスク、ブランデーケーキ、池川一番茶、などなど色々な商品があります。
私もまだまだ全部を食べきれていないので、また次回来るのが楽しみです。
ところで、お店の外には、テラスもあり目の前の土居川を眺めながらお茶することもできます。この土居川は仁淀川の支流にあたります。
仁淀川と言えば2010年に日本一の清流に指定され、写真家の高橋宣之さんが名付けた「仁淀ブルー」でもすっかり有名になりました。その支流ですから、もちろん綺麗な流れです。

この池川茶園から数百メートル離れた山の傾斜には、ご覧のような茶畑が広がります。お茶には水はけの良いこの斜面が適しているとのこと。
平日の午前中でしたが、私がお店に居る間、お客さんが絶えることはありませんでした。池川方面にお越しの際は是非、お立ち寄り頂ければと思います。
既に気分はお店のスタッフです。(笑)

池川茶園 工房 CAFE
吾川郡仁淀川町土居甲695−4
 0889-34-3100

営業時間 10:00 〜 18:00
定休日 不定休

 
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