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先日、岡山の講師仲間
中谷優子さんのセミナーを受講してきました。
テーマは「認知症高齢者とのコミュニケーション」。
以前から学びたかったテーマですが、理論だけでなく演習にも重点を置いた中谷さんの研修は、とてもわかりやすく楽しいものです。
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中谷優子さんとは、日本話しことば協会の講師認定講座で出会い、もう10年以上の友人関係です。岡山と高知を行き来しながら、お互いに交流分析やコミュニケーションを学び切磋琢磨する、良い関係です。中谷さんは明るくとても勉強熱心で、10代の若者のように心が柔軟なところが素敵です♪中谷カラーの研修は、いつもフランクでなごやかムードです。
中谷さんはお母様の介護体験から認知症高齢者との対応を学んでこられ、それを研修に活かされています。
受講者には軽妙な話術で笑いにくるんで、じんわりと大切なことを伝えていかれるのです。
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アイコンタクトの演習で 「このくらいの範囲しか見えないのよ」と、
重度認知症高齢者の視野の狭さを具体的に示す中谷さん。
「ケアを受ける人へのメッセージを常に話しかけながら介護をする」ということは長女の介護をしている私自身にとって、いつの間にか手を抜いていた反省点でした。
帰宅してから、すぐに役立ちました。 |
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また、タッピング・タッチという心と体を癒やす技法を初体験しました。
誰でも簡単にでき、副作用がなく、 お互いを大切にし、笑顔が増えると、いいこと尽くめ。
相手の肩や背中に手を当て、ゆったりとしたリズムでピアノを弾くように指先の腹を弾ませることで、不安や緊張感もほぐします。
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「こんな軽いタッチで効くの?」と思うほど軽いタッチですが、
15分ほど行うと、なんだか体が軽くなりました。
誰でも簡単に行えるので、被災者の心のケアにも取り入れられたそうです。
受ける人が後ろを向いてるのも、プレッシャーを与えずに良いですね。 |
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これ、インストラクターである中谷さんを高知にお呼びして、「タッピング・タッチ講座」をやって頂くのもいいな。ごく少人数の開催がいいなあ〜。
中谷さんは笑顔で「研修は2〜3時間でできるから。高知にも行くわよ(笑)」とのこと。来年あたり、受講料3000円くらいでできるように企画しようかな?
(ご興味のある方には、その際はご連絡さしあげま〜す。)
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これは「ゆっくりとやさしく、広くふれる」演習です。
「赤ちゃんを抱くように」という中谷さんの言葉を受けて、
子育て経験のある皆さんは、このように安定感のある抱き方をしていたのですが…
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子育て経験のない中村は「ど、どうすれば…?」とおっかなびっくりで落としそうになり、みんな爆笑! 「経験値の差」ですね。(笑)
やはり、学びっていいなあ、大切だなあとつくづく感じた研修でした。
中谷さん、受講仲間の皆さん、ありがとうございました。
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