先月、東京ディズニーリゾートに行きました。その特集、3回目はディズニーランドのアトラクションについてのレポートです。
1日目は30年ぶりにディズニーランドに行き、ウエスタンリバー鉄道・スターツアーズ・ジャングルクルーズのアトラクションを体験しました。(写真は、クリックで大きくなります)
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土曜日とあってアトラクションには長い列ができ、最高で80分待ちでした。1時間20分なんて、日頃では決して並びません。(笑)行列は少しずつ進みますが、何回も折り返しをつけ、進んでいる実感があるようにしています。
今の時期はいいですが、これからの季節は熱中症が怖いですね。パークには自販機がほとんどないので、途中で水飲み場を設置するなどの工夫もしています。 |
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しかし、プレショーの心理誘導はさすが、と思いました。プレショーとは、メインのショーの前に行われるショーのことです。並んで待っている時間を退屈させないためだけでなく、これから始まるメインのショーを盛り上げたり、説明したりという役目があるのです。何より、物語の世界に引き込まれ、期待感を高めるのです。
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写真は、上がプーさんのハニーハント、下がスターツアーズ。(プーさんはこの日、お休みでした。)「STAR
WARS」の世界観のプレショーは、R2D2を見るだけで気分が高揚しました。 |
ただ今回、1つだけガッカリしたアトラクションがありました。30年前に来て楽しかった、「ジャングルクルーズ」です。今回は時間が夜になりナイトクルーズになったので、あまり景色が見えず楽しめなかったことと、女性キャストの船長役の話術が今ひとつで、気分が盛り上がらなかったのです。一生懸命さは伝わったのですが、言葉が上滑りしている感じでした。
以前来た時には男性キャストの船長役の話術がとても素晴らしく、盛り上がってみんな自然に笑顔になったものでした。キャストも心から楽しんでいるのが伝わってきたのですが、今回はそれがなかったのです。「たとえ夜で景色が見えなくても、そういった場合のセリフを工夫すればいいのに。残念ね」と友人のNさんと話したものでした。
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4月半ばなのに、夕方になって強風が吹き荒れ、すごく寒かったのは驚きでした。
パークは海沿いだから、寒いんですね。
多くの人が毛布のようなポンチョを着込んでいて、買おうかと思ったら4千円!?
…現実に戻って、寒さに耐えました〜。(笑)
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でも夜のパレードは、やはりきれいでしたよ♪
この白雪姫のキャストさんなんか、ホントに夢の世界の住人のようでした。
子供たちにとっては、これはまさに夢の体験だろうなあと思ったものでした。 |
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さて、2日目はディズニーシーに出かけました。
ディズニーシーでは、インディジョーンズ、海底2万里、センターオブジアース、エレクトリックレールウェイ、タワーオブテラーと5つのアトラクションを回りました。 |
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シーで感心したのは、建物のエイジングです。エイジングとは、新しい物を年代を感じさせ、使い込まれたかのように見せる技術のことを言います。
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これが実に見事で、エイジングによって、本当にその時代の中にいるかのような臨場感を味わえ、落ち着いた雰囲気や町並みを作っています。
これって、なんか「わび・さび」にも通じるような気が…。 |
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ただ明るいだけではなく陰影の深さもある所が、
「シーは大人向き」と言われる由縁なのかもしれません。 |
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ファストパスという待たなくてもいいチケットも無料で取れるのですが、システムが今ひとつよくわからなかったこともあり、ランドでは使わずじまいでした。
が、シーではせっかくなので「センターオブジアース」で取ってみました。
まずはアトラクションの入り口付近にあるタイムボードで、待ち時間とファストパスの利用時間をチェックします。
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午前早くはさほどの差は感じないのですが、写真のように午後1時前になると大差が出ます。
そのまま並んで待つなら、80分で体験できます。午後2時20分前ですね。
ところがファストパスで発券される入場可能時刻は、この時なんと午後8時50分〜9時50分でした。
行列に並ばなくてもいいけど、夜まで時間をつぶさなきゃいけない。
そうなると早く帰らなきゃいけない人達は結局、並びますよね。
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ファストパスは効率良くは回れるのですが、プレショーはゆっくり見られません。
写真は海底2万里のアトラクションです。
ここは80分待ちでしたが、その間ゆっくりと飾ってある小道具などでその世界に入っていけます。 |
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シーはプレショーの雰囲気作りが、ランドよりも一枚上手でした。
リアルに作り込んであって、見ていても実に面白い。
並んで待っている間もショーなんですよね。
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アトラクションで肝を冷やしたのは、「タワーオブテラー」でした。ディズニーのアトラクションの中でも1、2を争うほど怖いと言われているとは、この時知る由もなく…。(汗)
恐怖の古いホテルという設定はとても良くできており、プレショーも凝ったものでした。
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ウォルト・ディズニーはアトラクションでも「完璧に作られたもの」を求めたため、間近で見ても鑑賞に堪えられるように作ってあるのがすごいと思いました。
「ここは来て良かった」と思ったのも束の間。 |
アトラクションはいわゆるフリーフォール系。落下の恐怖をたっぷり味わいました。
よく考えたら私、大人になってから初めての絶叫系のアトラクションだったんです…。(涙)
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でも友人Nさんとお嬢さんと、ディズニーランドのウエスタンランド写真館で
西部開拓時代の扮装をして写真を撮ってもらったのは良い記念になりました。
「どの服にしよう?」「この帽子素敵!」とわいわい女子会のノリ♪
服は前掛けみたいで簡単に着脱できます。価格は1枚が3千円ちょっとだったかな? もちろんこの写真だけは大きくなりません、念のため。(笑)
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ちなみに、パークには、ほとんど時計がありません。
時間を忘れて楽しんでもらうためだそうですが、夢の国にふさわしい配慮ですね。 |
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