第646回●2015年5月23日(土)
「新 永国寺キャンパス・レポート」
高知工科大学と高知県立大学の教育研究棟、永国寺キャンパスが この春に完成しました。工科大の経済マネジメント学群、県立大学の文化学部、高知短大と複数の大学が同じキャンパスを共用するのは、日本初だそうです。 こちらは西面にある、玄関口です。
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こちらは東面。手前に自転車置き場があります。ここは 元が県立大学のグラウンドで中心地からすぐのため、敷地はそう広くはありません。 「コラムでご紹介していいですか?」と職員の方に伺うと、「税金で建てて頂いていますし、どうぞ情報公開なさって下さい」とのありがたいお答えでした。
さらに4階へ。グループスタディルームなどがとても充実しています。こちらのキャンパスは文系中心なので、グループワークなどを重視した作りになっています。
興味深い話。工科大のマネジメント学部の学生(2年生以上)は 香美市から高知市へ引っ越して来たばかりなので、今は中心街やイオンによく行っている。 県立大の学生はきれいなキャンパスになったのでこちらによくいる、という違いを聞きました。
県立大は元高知女子大学ですから圧倒的に女子が多く、工科大は圧倒的に男子が多い。事実、マネジメント学部のある男子学生は「永国寺、女子率 高っ!」と喜んでいました。(笑)
このキャンパスには食堂はないので、「ランチでも食べに行きませんか」と誘うには持って来いの環境?なのですがね。頑張れ〜!(笑)
ともかく、これから新しい高知の「知の拠点」に、期待が高まります。