今週は仕事で、高知県の幡多地方に行きました。有名な四万十川があるあたりです。私は以前、ここの3市町村に住んでいましたので、この地域が大好きで、仕事があるとウキウキします。
とりわけ、私が大好きな風景があります。大切な場所なので、地名は秘密(ゴメンナサイ)。町中から15分ほど細い道を通っていくと、海へ出るのですが、すぐ前に小さな無人島があります。大潮の時など、潮が引いて道ができるので、島へ歩いて渡れるのです。しかし、それはほんの一時で、すぐまた海中に沈んでしまいます。幻の海の道です。20年前初めて見て、その景色の中に身を置いた時にはすごく感動しました。
しかし、かつては4年間もこの近くに住んでいたのですが、潮が引いたのを見たのは、その1回だけでした。わざわざ新聞で潮を調べていく、というのはなんか作り物の出会いのようで嫌なので、思い立ったときに突然行くため、なかなか潮が引いているときに出くわさなかったのです。 |