今年も恒例の「女性起業家セミナー」が終わりました。高知の女性起業家4人で作っている(私も末席の一人です)次世代創研が育ててきたイベントです。今年はSOHO女性コンサルタントの笠松ゆみ先生をお招きし、「本気で在宅ワーカー!」というご講演をいただきました。
その後、次世代創研の前理事長、なかじま企画事務所の中島さんがコーディネーターになり、高知で実際に事業を立ち上げた3人の女性と笠松先生とで、パネルディスカッションを行いました。
実際事業を起こしたとき、何に苦労したのか?という質問には
「業種に偏見があり、お金が借りられなかった」
「自分が未熟なうちにスタッフを雇ったため、人間関係がうまくいかなくなり、結局辞めてもらうことになった」
「会社の時には仕事はたくさんあったが、個人になったら仕事を下さい、と回らないと仕事は来なかった。厳しさを知った」など、切実な話がたくさん出て、考えさせられました。
また、共通していたのは「人と人との出会いを大切に」というお話です。高知は狭い世界ですから、ネットワークは特に大事なのです。これは痛感しますね。
残念ですが、その後の有料講座に申し込みをしたのに無断欠席なさる方も、ごく少数ですがいらっしゃいました。「ビジネスマナーは、日常のマナーの延長線上にある」というのが私の持論です。「こんなことをしていては、とてもビジネスでは通用しないのになあ」と少し心配になります。
でも会場にお越しのみなさんは、元気でとても素敵な女性ばかりでした。前向きな話がたくさん伺えて元気が湧いてくるようでした。
起業家のタマゴのみなさん、これからも一緒に頑張りましょうね!
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