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ウィークリーN

第169回●2006年2月12日(日)

  「冬のおいしいもの」


 この1週間は出張続きでした。土佐清水市、宿毛市、安芸市とあちこち行きました。せっかく出張に行ったら、この時期においしいものを!と思いますよね。

 初日の土佐清水市では、この時期おいしい、清水サバの刺身を頂きました。サバは年中捕れますが、その中でも足摺岬沖で獲れるゴマサバを 高知では「清水サバ」と呼んで別格に扱います。 身の締まりと脂ののりはもう最高で、寒の時期には高値で取引されます。 一本が1Kg近い大きさで 平均1000円前後で取引されるとか。
 土佐清水出身の友人は「トロよりおいしい」と絶賛していたくらいなので、一度は食べたいなあと思っていたのです。
 
 ぷりっとした歯ごたえがあり、 ほんのり甘みがあって感動の味。私は普段サバはあまり食べないのですが、これはおいしかった!やはり新鮮な地元ならではの味です。
 
 ただ時間があまりなかったのと食べたい意識が先に来て、写真を撮るのを忘れてしまい、「あちゃ〜」と後悔しました。 翌日、宿毛に行ったときにホテルのフロントに「ここで清水サバが食べられるお店はありませんか?」と聞いたのですが、「清水サバは土佐清水に行かないと無いですねえ」という返事にガッカリ。
 で、以前仕事関係の方に連れてきて頂いた「華かん」という料亭に行きました。京都の料亭風の作りで、なかなかシックな外観でしょ。ちょっとこっちでは珍しい、落ち着いたいい雰囲気です。
 一人なのでどうかなあと思ったけど、ご覧のようにカウンターもあり、温かく歓迎して頂いてホッとしました。赤いカウンターがきれいですね。(お酒もおいしい店のようですが、私は飲めないのでまったくわかりません。)
 期待せずに「何がありますか?」と聞いたら、なんと清水サバがあるというではないですか!これが頼まずにはいられましょうか。ここは清水から特別に直送してもらっているのだそうです。あー、ここに来て良かった!というわけで、無事清水サバの写真も撮れ、堪能しました。
 そして、サバといえば姿寿司です。高知では尾頭付きで、皿鉢料理によく乗っています。今回はご主人が食べやすい大きさのサバ寿司を作ってくれました。焼いて表面に少し焦げ目をつけ、香ばしさがおいしさを引き立てます。サバが新しいので、口の中に入れるとはらりとほどける感じです。
 もう一つおいしかったのが、牡蠣。すぐ近くに愛媛県御荘(みしょう)町という貝の養殖で有名な町があるのです。写真は白玉焼きという料理で、濃厚なマヨネーズ味噌の中に入っているタマネギのさっぱり感が絶妙にマッチしていました。
 ご主人に「冬場においしいものは何ですか?」と聞いてみると、「今はクエ鍋かな。それから牡蠣、清水サバ、ヨコ(マグロの子)、グレの焼き切りや白子もいいね…」 と沢山の名前が挙がりました。クエ鍋と言えば食通にも有名な高級魚の鍋ですよね。こちらの名物でもあるそうです。嬉しいのは、今の時代ならでは、ネットで取り寄せもできるそうで、そちらでもなかなかお忙しそうです。

 たまたま電話してきたサバ寿司好きの家族からは「お母さんは一人でおいしいもの食べていいねえ」と皮肉を言われちゃいましたが、「まあまあ、おいしいおみやげを買って帰るから許してね」と機嫌を取ったのでした。この楽しみがあるからこそ、片道3時間半かけての出張も何のそのだし、元気でいられるのです。うふふ♪

 

 
 
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