ギャグとして使えるものもありますよー。
「はい、バババのバー」というフレーズは面白くて、何かごまかす時にピッタリです。(笑)
「お母さん、なんであれを買うのを忘れたが?」
「はい、バババのバ〜」(笑)って感じです。
あのね、笑うって大事ですね。目の前で起きている現象は同じでも、それをどう受け止めるかで人生変わってくるんですよね。最初は「身体障害に加えて、なぜ今になって精神障害まで…」と辛かったのが、今では「身体障害、知的障害、精神障害とトリプル揃ったぞ!何も特典はありませんが、何か?(笑)」と笑えるようになりました。
すると、本当に楽になるんですよ。
聞いていると大変だなあ、と思うかもしれませんが、私は別にそうは思いません。みんな言うと言わないの違いだけで、人生色々ありますよね?それぞれに大変なことは同じ。50年も生きてると、それがわかってきます。
でも、多分それが生きるってことなんです。大変でも、前を向かなきゃいけない。それが人として成長することにつながるんでしょう。だから、あまり特別のこととは思っていません。
むしろ「これを全部、人生の糧にしてやる!」(笑)と思っています。
すでに新たな障害のことを、人権や医療系の研修で何度かお話させて頂きました。
今は、 こういう体験を活かすことこそが私の使命ではないかと思っています。
こういう私を、大学院時代の友人は「筒井さん、強いなぁ」と褒めてくれます。
「でしょ?私もそう思う!」と笑顔で答えつつ、すごく元気をもらいました。
その時気づいたのですが、私は「きれい」なんて言葉よりも、「強い」という褒め言葉が好きだなぁ、と。
褒め言葉には色々あるけれど、私はこの言葉によってより元気になり、現状に立ち向かえる気がしたんです。
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