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第547回●2013年6月15日(土)

「アクティブ・ブレイン・セミナー」 

 先週末、岡山へセミナーを受講に出かけました。
 実は勉強熱心な講師仲間が岡山に二人いて、良いセミナーがある時には「こういうのがあるんだけど、行かない?」とお誘い頂けるので、とっても得をしてるんです。

 今回参加したのは、「アクティブ・ブレイン・セミナー」というものです。5月上旬にベーシックコース2日間を受講し、今回はアドバンスコースを1日受講してきました。脳をアクティブに動かすための記憶術セミナーです。

 50歳を過ぎてから私は記憶力の低下が著しくなり、家族から「これどうなってる?」「何のこと?」「言ってあったやんか!」とお叱りを受けることが多々ありました。若い頃は演劇部で、真っ先に人の台詞まで覚えられていたのに…。
でも「年なんだから、仕方ない」とすっぱりあきらめていました。しかし家族には「この忘れ方は異常やで」「病院に行ってきたら?」と半ば本気で心配される始末。

 そんな時、友人が脳を活性化するこのセミナーを受講したことを聞き、「すごいなあ。とうてい私には無理だ…」と思っていたのですが、物忘れの症状がひどくなるにつれ、「これは本当にまずいかも…」と思い、受講を決意。
5月のゴールデンウイークの最終日に、まずベーシックコース2日間を受講して来ました。

 たまたま友人の一人が講師、もう一人がオブザーバーでのサポートとリラックスできる環境だったのですが、セミナー自体は結構大変でした。最初に輪になって「◯◯さんの隣の××です」という形式の自己紹介をするのですが(これは私もセミナーでたまに使う手法です)、私は3人目だったにもかかわらず緊張して前2人のお名前がポーンと飛んでしまい、無残な結果に。(笑)

 そんなさんざんなスタートだったのですが「だって覚えられないから来てるんだもん!」と開き直りつつ(笑)、課題に次々とトライ。内容については著作権があるので書けませんが、「えーっ、そんなのムリ!」と思うものをやり方を教えてもらい集中すれば、大変だったけど次々にクリアしていけました。若かった頃のスイスイ覚えていける感覚を久しぶりに味わえました。

 その中で一番痛切に感じたことは、今まで私は「年だから仕方ない」と簡単にあきらめ過ぎていたことです。まず「覚えられない」という自分の枠組みが大きなブロックになっていたのだと。それをはずせば、実はできることはたくさん広がるんですね。うーん、脳の可能性ってスゴイ!50歳を過ぎた、この年で気づけて良かったと思います。

 それからはスーパーに買い物に行く時でも、7つくらいの買い物メモは覚えられるようになりました。
家族のスケジュールも意識して覚えるようになり、めでたしめでたし。

 先週のアドバンスコースは、より脳の使い方を広げるものでした。上の写真は私とペアになったN君です。とっても素直で熱心で、一緒に練習していてもやりやすくって、助かりました。ペアの相手も大事ですからね。

 また同じグループになった4名のみなさんも、前向きでとっても素敵な方ばかりでした。その中の穏やかな笑顔のYさんがおっしゃったこと。「この年になると、仕事の立場を離れてこうして対等にしゃべれることって、なかなかないですよね。今日はお話しできて良かったです。」…本当にそうだと思います。

 私は幸い、セミナーの講師仲間とか高知工科大学大学院の仲間とか交流分析の仲間もいて、対等な立場で色々と話や意見交換ができる環境に恵まれています。そして日頃は大事な仕事の相棒、中村もサポートしてくれますしね。

 脳の活性化をすると、若くいられると思います。 好奇心を持ち続けること、新しい刺激を受けてみることも大切ですが、大事な情報って案外人がもたらしてくれることが多いんですよね。だからこそ、人とのつながりも大切だと再確認。
セミナーを紹介して下さったNさん、ありがとうございます。そしてみなさま、これからもよろしくお願いいたします。

 

 

 
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