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第557回●2013年8月24日(土)

2013 ITAA 国際大会 in OSAKA 

 8月13日〜18日、大阪国際会議場にて交流分析(TA)の「2013 ITAA 国際大会 in OSAKA」が行われました。13・14日のプレ講座、3日間の本大会、18日のポスト講習会と一週間にわたり、フル参加をしてきました。
 以前からTAは国によって少しずつ違うようだと感じ、「機会があれば国際大会に出てみたい」という思いと、「でも家庭の事情もあるから無理…」という思いがありました。
 ところが今年 大阪にて国際大会が行われると聞き、国際的有資格者に12時間以上TAの基本を指導されるプレセミナー2日間のご案内を見て、「大阪で国際大会!?出たい!!」と強く思い、2月に申し込みをしてしまいました。

 友人達には「まだ早すぎるんじゃない?」 とも言われたのですが、大会3ヶ月前の5月には申し込み殺到のため、早々に募集が打ち切られました。日本で国際的な先生方の講習会が一堂に会して受けられる機会は滅多にありませんから、参加したい方が多かったのでしょうね。写真は100ページ以上にわたるプログラムです。
 国際的TA入門コース「TA101」を指導して下さったのは、Trudi Newton(トゥルーディ・ニュートン)先生。受講者は120名程度。お人柄も穏やかで、丁寧にわかりやすく、でも表現力が豊かで非常に魅力的な先生でした。期待通り、「契約」(たとえば、講師と受講者とファシリテーターなど三者間の関係)とか初めて聞く話があり、勉強になった2日間でした。
 実は私、外国からいらっしゃったお客さまのためにささやかなプレゼントを準備していました。動物のカプセルトイ(ガチャポン)です。これを2日目に廊下であいさつした女性に差し上げたら「Why?」なぜ?と驚かれました。乏しい英語力でとっさに「私たちはTAフレンドだから。」と言うと、彼女は目を見開き、「サンキュー!」とハグしてくれたのです。初対面の方と、わずか数分で親密になった初めての体験でした。
 彼女のファーストネームはアン。プログラムで探したら、「Ann Heathcote(アン・ヒースコット)」の名前が翌日の講習会で見つかりました。タイトルは「Waves of Grief (悲しみの波)」という、体験型ワークショップ。日本人5人と外国人5人という少数で、大きな悲嘆(グリーフ)に襲われている人に対する心のサポートを行うものでした。
 アンの包容力ある人柄がこのワークショップにもよく表れ、涙を流しつつも心地良い体験をしました。アンに出会えて良かったです。

 これは「様々なアジアのコンテクストと文化は、TA の概念に何をもたらし、TAから何を得るのか」という、いかにも国際大会らしいワークショップ。TAと文化を学ぶ機会はまずないので、「あなたの国の文化と私の国の文化」を考える、この会自体が文化だったと言えます。
 私自身、こうした体験型や感性型の勉強が好きなんだなと改めて自覚しました。

 大会最終日のガラ・パーティーは会場の隣のリーガロイヤルホテルで行われ、ダンスパーティーもあり、華やかなものでした。
 彼はカプセルトイのプレゼントを喜んでくれた最年少、16歳の少年です。
TA101から一緒でしたが、組み立てるのも面白がってくれ、私も嬉しくなりました。
最後に、笑顔で交わした握手が忘れられません。
 18日、大会後のポスト講習会ではボランティアスタッフをしたのでお昼も数分で食べなきゃいけないくらい多忙でしたが、充実していました。エゴグラムの開発者、John Dusay (ジョン・デュセイ)博士の講演はカップルセラピーの実演もなさいましたが、体験型ワークショップを受けていたためすんなりと理解できました。TAの幅を拡げて頂いた大会でした。

 こうして一週間にわたるTAの勉強漬けの日々でしたが、家族には感謝の気持ちで一杯です。
もちろん一人一人にお土産も買ってきましたよ。TAで言うストローク(存在認知)です。(笑)
でも、
ちゃっかり大会の合間に楽しんでも来ました。それについては、また次回♪

 

 
 
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