現在、避難所や、瓦礫だらけの町内から通う子供達のために、スクールバスが運行されています。下校時には、バスが校庭に集合しています。
全国各地から寄せられる物資は増え続け、学用品や、子供達が身につけるもの、
あるいは小さな子供たちが遊ぶための折紙、クレヨン、スケッチブックなどは避難所でも市の物資集積所でも余剰が出ている状況ということです。皆さん、小さい子供たちを助けたい気持ちはきっと一緒なんですよね。ノートや鉛筆などの文具も、新学期が始まった時点でかなりの数ずつ、子供達に配布された他に保管もしてあるということです。
それでも何か足りていないもの、無駄にならない文具はないだろうか・・・どうすれば皆様の善意を有効に活かす事が出来るだろう・・・と榎本は懸命に知恵を絞ってくれました。彼女が小学校の校長先生とお話しした際、「何か必要な物はございませんか?」と訊いてみると、意外にもシンプルなボールペンが学校にも物資の集積所にもなく、生徒達にはなるべくお金を使わせたくないので、いただけると助かる・・・とのお話でした。恐らく中学校も同じ状況だと思われるので、小学校・中学校の生徒数の合計、
350人分の、赤、青のボールペン、計700本を準備しました。